連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2023大会に向けて-第12回

完走メダルについて

その他

3月に入りましたね。現在エントリー受付中の函館マラソン、現時点の状況はフルが定員の55.0%、ハーフが78.7%となっております。過去の大会では毎回、エントリーが締め切られてから「うっかり手続きし忘れたら締め切られてしまった。なんとか今から申し込めないか」という電話やメールが届いています。まだエントリーしていない方はぜひ先延ばしせず、今すぐ!手続することをお勧めいたします(こちらをクリック)。

さて、今回の課長コラムは、皆様にお渡しする品シリーズの第3弾、 “完走メダル”についてお伝えいたします。

完走メダルは、2019大会からプラチナスポンサー“ジャックス社”の特別協力をいただいて、フルの完走者に贈っています。(詳細は、2019準備状況-第3回および2019準備状況第4回につづられています。)

2019大会、2022大会ともに、完走メダルのデザインは、五稜郭でありました。さあ、2023大会のデザインは何にしようか…と、協議を始めたのは、昨年11月のことでした。

当初の方向性は2つ。「あまり変化にこだわらず、ずっと五稜郭で通す方が良い」という考え方と、「函館には多くの観光名所や歴史的建造物が存在しているので、全国のランナーにも函館の魅力をさらに知ってもらうために、デザインを変えていく方が良い」という、異なる2つの方向性です。

どちらかに決めかねている中、デザイナーさんに相談したところあがってきたデザイン案は「西部地区の街並み」「函館市とカモメのシルエット」「奥行きをつけた五稜郭」の3案でした。このデザインの中から、事務局で投票した結果・・・、何と、「五稜郭」に票を入れたのは“0人”で、皆、デザインを変えていくという方向を選んだのであります。

残る2案のうち、僅差ではありましたが「西部地区の街並み」がより多くの票を獲得しました。選んだ理由としては「函館観光の代表的な建物」「西部地区の風景は函館の顔」というものでした。次に、メダルのリボンカラーを決めることとなりましたが、多くの色からデザイナーの視点で3つの候補を提案していただき、その中から選ぶこととしました。

その3色とは、「ビタミンイエロー」「エメラルドグリーン」「フラッシュオレンジ」でした。
これもやはり、投票を行ったところ、結果は「ビタミンイエロー」が過半数を獲得し、決定!ちなみに、「フラッシュオレンジ」を選んだのは1名、前回のコラムでも色にこだわりを見せていた“O氏”でした。(今回も採用となりませんでしたが、フラッシュオレンジもいい色ですよ…)

なお、今回のメダルについて注目いただきたい点は、「今回は、新型コロナなどにより途中で中止とすることは絶対にしない!」との意気込みで、完走メダルに開催日を明記したことです(前回はリスクマネジメントの観点から、作ったメダルが中止の際にも無駄にならないように、日付をいれておりませんでした。今回は“2023.6.25”とはっきりと刻まれております)

このようにして決定した完走メダルのデザインがこちらになります。

私、かなりこのデザインが気に入っております。函館の西部地区を象徴する建物である教会群で、函館っぽくて素敵ですよね。是非、大会前後の観光の際に立ち寄ってみてくださいね。

さて、話は変わりますが、国では、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類を、5月8日(月)から2類相当から5類へ移行することを決定しており、これに伴い、函館マラソンでも、新型コロナ以前の大会内容に戻すことができるよう、現在、調整を続けているところです。

2月3日のコラム(2023大会に向けて―第9回-)の後段でもお伝えしましたが、ランナーの皆様の負担軽減やランナーサービスの向上(具体的には、前日受付などの体調チェックの有無、エイドでの食べ物の提供、おもてなしフェスタの復活など)に向け、現在、かなり前向きな協議をしておりますので、期待してお待ちいただければと思います。

今回までの3回、皆様にお渡しする品シリーズをお伝えしましたが、今後も、ランナーの皆様が関心のある情報を中心に、定期的に綴っていきたいと思っております。引き続き、拙い文章ですが、ご覧いただければ幸いです。

Twitter Facebook HatenaBookmark LINE