2020準備状況-第14回
中止の場合、「2021大会の出走権」を無料で付与!
2020年03月26日
その他本日、新着情報にてご報告をしましたとおり、函館マラソン大会実行委員会は、2020大会の参加申込者に対し、新型コロナウイルス感染症の影響により5月末日までに大会が中止となった場合、2021大会の出走権を無料で付与することを決定しました。
実は、この「無料出走権付与」が決まったのは、3月19日開催の函館マラソン大会協賛会(会長 函館商工会議所 境 勝則 副会頭、事務局 函館商工会議所)において、函館の政・財界人たちがある「決意」をしてくださったからです。その内容は、次のとおりです。
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○2020函館マラソンの協賛広告料の確保について
新型コロナウイルス感染症の影響により、函館マラソン大会実行委員会において、本年5月末日までに大会中止の判断がなされた場合にあっても、当協賛会としては、2020大会の参加申込者に対し、「2021大会の出走権」を無料で付与することを可能とする額の協賛広告料を確保します。
なお、同感染症の影響により全国各地のマラソン大会や大規模スポーツイベントの中止が相次いでおりますが、7月初旬に開催される函館マラソンについては、今後の同感染症の収束状況を見据えつつ、開催に向けて出来る限りの努力をお願いいたします。
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上記を要約すると、函館の政・財界人からの「カネのことは何とかする。だから『返金なし』という厳しい条件でもお申し込みをいただいた熱意あるランナーの皆さんには誠意で応えよう。そして大会開催に向けて出来る限りの努力を!」という、函館マラソンへのアツいメッセージが伝わってまいります。
このような経過を踏まえて実現した2021大会の無料出走権の付与ですが、ランナーの皆様におかれましては、この間の我々事務局からのアナウンスが、「申込規約に基づき参加費は返戻されません」と繰り返すのみの対応しかできなかったことをお許しください。本当にご心配をお掛けいたしました。謹んでお詫び申しあげます。
※2021大会の無料出走権を辞退される方への対応につきましては、開催可否を審議する際の実行委員会において決定がなされることとなります。また、2020大会の申込みが定員に達した場合は、2021大会の無料出走を辞退された方の人数分を対象に2021大会の新規申込みを受け付けることとなりますので、あらかじめ申し添えます。
なお、今回の決定で誤解いただきたくないのは、大会中止の方向で動いているのではない、ということです。2020函館マラソンは、ランナーの皆さんにとっての「最善」である7月5日の大会開催を目指します。その前提として、今後の新型コロナウイルス感染症の収束状況を見据えてまいりますが、我々の基本姿勢としては…とにかく記念すべき5回目の大会(ハーフから数えると30回目)を、皆様とともに心から楽しみたい!の一心で、どんどん前に進んで参りますね。
これまで、エントリーを躊躇されている方も多かったものと存じます。フル・ハーフを合わせて「8千名程度」と設定している当マラソンのエントリー状況は、このコラムを書いている3月25日の段階で、定員の約84%、残り1,200人台という状況です。
お申し込みの期間は4月17日までと、約3週間以上残されておりますので、引き続き慎重にご検討いただきますとともに、一方においてマラソン大会は、前回のコラムで詳述いたしましたとおり「定員の達成」をもって収支が相償うこととなり、それが「大会成功の大きな要件」となりますので…皆様方におかれましては大会成功をともに分かち合う主体者として、函館マラソンへの「ご参画」につきまして、何卒ご検討を賜りますよう、よろしくおねがいいたします(←要するに「我々」全員で、定員達成を喜びたい!ということです。※「我々」とは…念のため書いておきますが…ランナーの皆さんとスポンサー企業・団体の皆さん、我々実行委員会、そして皆様のお越しを楽しみにしている函館市民です)。
よろしくお願いいたします。あと…原稿が長くなりすぎましたのでこれ以上書けませんが…3年連続で「全国ランニング大会100撰」に選ばれました!やりましたね!!これはもう、「ご参画」いただいた皆さんとともに分かち合いたいと思います。
▼函館マラソンの「置かれた状況」を見事にまとめていただいたサイトを紹介させていただきます(※許可を得てリンク先を掲載しております)
・ランニングWebマガジン・名古屋ランニングジャーナル(3/19)※とりあげていただくのはこれで2回目です!ありがとうございます!
・ウルトラランナーへの道Ⓡブログ(3/20)※当コラムを「非常に良い発信」とご紹介いただきました。ありがとうございます!