連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2020準備状況-第9回

昨今の状況について

その他

進みながら戻ることも考える日々です。だからバタバタしております。

どうせバタバタするのなら前向きにバタつきたいもの…ということで、刻々と変化してゆく状況に対し、急ぎランナーの皆さんにお知らせすべき内容をまとめ、2月18日に「新型コロナウイルス感染症への対策状況」を、3月3日にその更新版(※5月末日までに開催可否を判断すること、中止決定時はその時点での収支を踏まえ出来る範囲の対応を検討すること)をWebサイトにアップいたしました。

その結果、2月中旬には1日10件程度あったランナーの皆さんからのお問合せが、現在、1日1~2件程度となりました。また、今日までに定員の2/3を超える68%のエントリー(フル80%,ハーフ56%)をいただいています。ランナーの皆さんが、我々の日々の発信を事細かに読んでくださっていることに改めて感謝すると同時に、事務局一同、「あとはもう、ただただ前に進むのみ」と意気込んでおります。

一方で、地元に対する発信については…齢50代も中盤のおじさん、珍しくも少し、反省をしております。このところ、私とお会いする方々が口々に「新聞見たけど函館マラソン大変だね」と声をかけてくるので…「え、新聞って?」と確認すると、「函館マラソン、結局は中止するんでしょ?」とのこと。

そもそも、私が受けた取材です。しかし、新聞記事のニュアンスから「中止前提」だと受け止めた方が一定数生じているようです…地元の受け入れマインドはマラソン大会を成功に導く重要なカギですからね…う~んと唸ってしまいました。伝えたいことが思ったとおり伝わるなんてことは幻想なのであって、そんなのを見越した丁寧な説明と、念には念を入れた確認が重要だよな、と反省しております。自らの早口&滑舌の悪さも、悪かったと思います。

逆に、伝わりすぎて驚いたことがありました。一昨日、見覚えのあるお名前の方から職場に小包が届いて、「なんだべ?」と包みを開けたら…何と銘菓「トラピストクッキー」が入っておりました。発送者の名義を確認すると、「あ、マラソン当日に何度かお会いしたことがある○先生だ!(※首都圏在住のお医者さん。函館マラソン・フルの部を完走された女性ランナーふふ)」。

私はさっそく段ボールに同梱されているであろう手紙を探したのですが…ありません。そもそも地元銘菓がなぜ私のもとに送られてきたのか?加えて発送元は函館朝市のお土産屋さんです。少し混乱しました。周囲の皆からは「それ、間違えて送られたものだから喰ったらダメだ!」と注意喚起の声があがりました。

だからすぐさま電話でご本人様に確認したのでありました…すると。
魅惑の女医な~に?間違えてお菓子を送ったんじゃないかって?/あのね、課長の3月1日のコラムで「函館が3.11のあとみたいに静まりかえってる」なんて書いてたから心配になってね/函館は観光のマチだからね/マラソンで海鮮丼を出してくれる朝市のみんなも大変だと思ってね/だからあえて函館のお菓子を、朝市のお店にネットで発注して、少しでも経済が回ればと考えたワケ/だから遠慮無くみんなでたべて!!

いや~涙がでますね。でも○先生、お菓子の送付先が…ま、いいんですけどねw

▼宅急便の発送伝票に驚きの発送先が記されているの図

 

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