連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019準備状況-第21回

函館マラソンコース維持管理に係る連絡会議、開催!

コース

マラソン大会を開催するうえで一番重要な場所は…さて、どこでしょう?…ま、考えるまでもなくそれは「道路」ですよね。

函館マラソンは、市街地を巡るコース設定ゆえに沿道からの応援も賑やかであり、それがランナーの皆様からの高評価につながっています。一方、市街地だからこそ道路の交通量は多く、その分、傷みも激しくなります。加えて函館は積雪寒冷地ですから、春先には凍結と融解が発生し、アスファルトの膨張と収縮が繰り返されることで路面には次第に亀裂ができて穴が空いて…といった現象が顕著となります。

そのような状況において…皆さんのハレの舞台たる「道路」は、人知れず常に適切な維持管理の手が加えられています。それらの取り組みが、我らの大会の安全な運営を支えています。

函館マラソンのコースは、国道、道道、市道、そして臨港道路という4種類の道路を使用しています。過日、各「道路管理者」が集う「函館マラソンコース維持管理に係る連絡会議」を開催し、今年の函館マラソンに向けた道路修繕や沿道の除草方法などを確認しました。(この会議は、2017大会から実施しています。)

会議では、事務局として道路管理者の皆さんに感謝を申しあげたほか、「今年も(道路の維持管理を)よろしくおねがいします!」と…お伝えしました。

その際、私のことですから「マラソンコースに特化して重点的に維持管理してほしい」とか、「あの場所は舗装が凸凹なので、何としても再舗装してほしい」といったことを道路管理者の皆さんに猛アピールしたはずだ…と思われるかもしれませんが、道路は日常生活を支える重要な都市基盤ですから、マラソンだけに特化して維持管理の資源を集中投下するわけにはまいりません。だから「できる範囲内で」、「マメに点検を」、そして「最後の一滴で結構ですからマラソンへのご配意を!」…と、お願いした次第です。

我々からのお願いに対し、各道路管理者からは、
今年は雪が少なかったから道路の損傷が少ない(昨年の半分以下かも)/除草も大事だから、大会開催1週間前にはキレイにしておきたい(それ以上遅くなると、「いつ除草するの!」という問い合わせも多くなるからね)/水たまり問題も解決しなきゃね。幹線道路の水たまりは交通安全上からも改修が必要だから徐々に取り組んでいくわ!
…と、思わず涙してしまうようなお話を頂戴いたしました。嬉しいですね!大雨に見舞われた昨年大会で惹起した「水たまり問題」については、我々も大きめのブラシでコースから水を掻き出すなど、取り組んでまいりますね!

「函館マラソンコース維持管理に係る連絡会議」開催状況

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