連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018準備状況-第44回

会場までの(からの)交通について

会場運営

マラソン大会における交通アクセスを考えるとき、スタートやフィニッシュを郊外に設定するなど交通不便の場所が集合・解散地点となる場合は、大規模な駐車場の設定、あるいは会場までのシャトルバスの運行などが不可欠となります。
一方、函館マラソンはスタート・フィニッシュを市街地内(千代台公園陸上競技場)に設定していることから、路線バスをはじめ市電など公共の交通機関による交通アクセスが確立されております。

しかしながら昨年の大会当日の交通状況は、市電の増便を図ったものの、とりわけ函館駅前方面から千代台公園までの間は、往路・復路ともに大きな混乱が生じました。

このため2018大会においては、

■函館駅前地区から会場まで=往路
昨年は市電や路線バスが混雑し、電停に取り残される方も見受けられました。このため2018大会では、2017大会における駅前地区での乗車ピーク時間帯(7:45-8:00)を考慮し、
・函館バス(路線バス):函館駅および松風町から臨時便を8便増発
・函館市電:函館駅からの臨時便をさらに増発(昨年:18便増→今年:限界まで便増※何しろ電車の数は限られておりますので…)

という形で、往路の輸送力を昨年以上に強化します。

なお、これはご参加いただく皆様にお願いなのですが…
昨年は、「8時半までに千代台公園陸上競技場に集合」するために、函館駅周辺のホテルを8時頃に出発される方が非常に多い状況でした。その結果、8時頃に函館駅前発となる市電に大混雑が発生。函館駅前電停で満員になってしまい、その次に停まる電停(松風町)からの乗車は困難に。
→ できるかぎり早めに行動いただき、混雑の緩和にご協力ください
→ 状況に応じて、路線バスなどもご利用ください
→ 路線バスはどこに行くか不安という方も、ご安心下さい。(函館駅前と松風町には、スタッフがお待ちしております。)
→ 函館バス・市電ともにsuicaをはじめとする交通系ICカードが使えて便利です。

■会場から函館駅前地区まで=帰路
マラソン当日は、午前9時から13時までの間、要の交通機関である市電とバスの運行がままならなくなります。なぜなら市電とバスの路線をマラソンの集団が横断するからです。電車やバスが13時までは使えない…11時を過ぎた頃から続々とランナーが陸上競技場にフィニッシュしていく中で、とりわけ終了後、多くの方が「行きたい」場所となる函館駅前方面には、13時までの間は、ルートを大幅に遠回りした代替バス対応を余儀なくされます。

ハーフのランナーが「帰りたい」頃合いは12時頃がピーク。このようなミスマッチの状況ですから、会場付近や代替バス乗り場がある五稜郭地区では、昨年、多くのランナーが途方にくれるという悲しい状況が発生してしまいました。

そこで、何とかならないものか?と考えた挙句、たどり着いたのが「ランパス(※スウィング方式ともいう)」。大先輩たる北海道マラソンでも歩行者を対象としてランナーの通行経路を一時的に右に左にと切り替えるこの「ランパス」を実施することで、マラソンと歩行者の通行の両立が叶っており、少し調べると海外のマラソンや国内のメジャーマラソンでの採用事例も多いようです。

函館マラソンの交通面での大きな課題である会場「からの」交通を考えるとき、この「ランパス」は最終兵器になる!と、一昨年の暮れにこれが突然脳内にヒラめき即座に構想を組みあげてご満悦の私だったのですが…実現までには多くの苦難がありました。

なぜならそれはマラソンと両立すべきその対象を「歩行者」ではなく「市電」としたからです。そして短期的に作り上げた私の構想は諸々の詰めが甘く、関係皆様には本当に多大のご労苦をおかけした挙げ句、結果、考察不足で2017大会での導入には至らなかったのでした。

それから1年が経過。

諸々の考察と協議を経て、今回、この問題の解決に向けた実験的な取り組みを展開することが決定しました。その概要は以下のとおりです。


昭和橋の交通規制解除予定時刻(13時)前に、市電を「試験運行」します。
→函館駅方面:12時27分頃千代台発・予定
→湯の川方面:12時35分頃千代台発・予定
→運転間隔:通常ダイヤと同様の6分間隔で運行・予定(ランパスの実施により遅れが生じます)


ご協力をいただきました関係機関の皆様に心よりの感謝を申し上げます。この対策をもって函館マラソンの「復路」の交通手段については、若干ですが改善されるものと確信しております。

なお、当日は試験運行のため、正常ダイヤに戻る13時までの間は遅延なども想定されますが、2018大会における「試験」結果を踏まえ、2019大会において帰路の混み合う時間帯=正午頃からこの「ランパス」を本格導入できれば、帰路の交通問題は抜本的に解消されるものと考えられますので、皆様におかれましては何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

<上記以外の復路対策>
①帰りの交通アクセスなどを的確にお知らせする「交通案内所」を今年も設置します
②電車代替の無料バスを今年も運行します(※函館駅方面)
③駅前地区までの「徒歩マップ」を配布します(千代台から函館駅前まで約2.3キロです)
④JRA函館競馬場による 千代台→競馬場 無料シャトルバスが今年も運行されます!!(※詳細はナンバーカード同封の案内チラシをご確認ください!競馬場着後特典あり…どうぞ函館競馬もお楽しみくださいね)

■会場までの(からの)アクセスについては、ナンバーカードとともに発送済みの「参加のご案内」に詳しく記載しておりますので、予めご一読いただければ幸いです
<※関連ページ:会場へのアクセス(2ページ)、帰りのアクセス(14ページ)>

■函館空港や主要駅から会場へのアクセス、会場周辺マップは、当サイト内「交通アクセス」ページにてご確認ください。

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