連載コラム 事務局の取組みや想いを綴ります

昨年の今頃のこと。我々スタッフの心の中には常に強迫観念的なものが宿ってましたね。何がって？ズバリ定員に達するのか否かの１点についてです。フルマラソンとしては新参者ですからＰＲには全力尽くしましたが、なにせハーフ時代と比べて定員が単純に倍増するわけですから気が気じゃありません。

その昨年大会、結果的には４７全ての都道府県からエントリーをいただき、フルは定員到達､ハーフも最終的には９７％に達したのでありました。実績もないマラソンを支えていただいた全ての皆様､本当にありがとうございました。

で、１回の開催実績を経て２回目を迎える今年は、そうした呪縛から解放されたのか？

函館マラソンに関係する多くの方が、この定員到達について語るとき、「もう２年目だものすぐ埋まるわ」などと太鼓判を押されるのですが、少なくとも私は、かなりの勢いで心配しておりました。何故ならば、
・昨年は北海道新幹線開業の「追い風」が吹いていた
→　今年もその風は吹いているが、ピークは越した
・昨年大会はフルマラソンとしては「初」開催。皆､初モノ好き
→　ご祝儀相場は過ぎた
という背景的な問題があること。加えて昨年大会は、上記のとおり新幹線開業という「追い風」を受けておりましたが、当日は例え話ではなく本当に「強風」を受けてしまい、それに的確に対処できなかった我々の経験値不足も重なって…だから、かなりの勢いで心配していたのでありました。

このような状況を踏まえ、では今年はどのような感じなのか？エントリー１日目（１４日１７時現在）の中間概要を以下のとおり纏めましたのでご覧ください。

・フルマラソン　　定員達成率　６５％　
・ハーフマラソン　定員達成率　４０％　
・合　計　　　　　定員達成率　５３％　（対前年で９５％!!）

…要するに順調です。初回の「追い風」を受けた昨年並みに推移しておりホッとしております（今年はハーフも定員に達する勢いです！）。皆様本当にありがとうございました。ただし…まだ間に合います！

ご案内：宿泊施設の関係でご心配をおかけしております。函館マラソンの宿泊を斡旋しているＪＴＢ北海道函館支店からは、「今後、新たな施設の追加など宿泊情報を更新していく」との連絡を受けておりますので、同支店のサイトを逐次ご確認いただきますようよろしくお願いいたします。