連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2016準備状況-第10回

エイド・フード協賛が続々と(その3)

フード

さて、函館マラソンのエイドステーションで提供したいスイーツといえば何でしょうかね?函館・道南地区には和洋さまざまな名産品がありますが、エイドアンケートの結果をみても、やはりこれから紹介するクラスの老舗や名店は外せませんよね。だからいろいろな方々にご尽力(※暗躍)いただいて、ご協力(※無償提供)いただけるようアプローチ(※工作)に努めたのでありました。

①どら焼きが有名なあのお店の場合
昨年12月、我が函館マラソンを支える運営委員会の中核メンバーたる函館商工会議青年部の皆さんとの定例打ち合わせをしていた時のこと。

事務局:「そろそろフードの内容も決めていかなきゃね?」、「やっぱり函館らしいもの出さなきゃダメだわね」、「でも函館らしいものってなんだろね」
青年部でいちばん真面目に見えるS社長:「そりゃ、あの店のどら焼きでしょ」
事務局:「はい決定。行ってきて」
長いから略してSIM氏:「え?」
事務局:「だから行って交渉してきて…ってか貰ってきて何百個とか、どら焼きをさ」
SIM氏:「え?…や、やりますよやってみせますよ!」

~数日経過~

SIM氏:「社長、マラソンの会議で御社をイチ押しした私の立場ってものがありまして、そのぉ、どら焼きを提供していただけないものかと…」
超老舗和菓子社長:「なるほどマラソンでどら焼きね」、「面白いから考えておきますね」、「でもウチのどら焼き大きいからね…うーん」

~それから約1か月経過した正月のとある日、函館市内の経済団体の事務所でその超老舗和菓子社長と久しぶりに接近遭遇した私~

事務局:「社長、聞いてますよね?青年部から。」
超老舗和菓子社長:「え?なんだっけ?あ、例のあれね、聞いてますよ。」、「あのね、どら焼きだと大きいからカットしなきゃなんないでしょ。それ面倒ですね」、「だから1個ずつパックしてるお菓子あるから」、「それ、今のウチのイチおしなんだけどね、どう?」。


●千秋庵総本家 カステラ饅頭 函館散歩

(※「カステラ饅頭 函館散歩」はフルマラソン35.8km地点の第10エイドステーション=緑の島で提供いたします ※数量限定)。

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