2017準備状況-第3回
大会のコンセプトは?(その3)
2016年11月28日
コンセプトホント長いですね、我ながら呆れてしまいます。色々と書きたいことはあるのですが、まあ物事には限度というものがありますのでこの回でまとめてみせましょう!
さて、参加者アンケートなどの結果をみると、大森浜の「漁火通」では参加者の皆が強い向かい風に曝されたこと、またフルの部参加者からは「特に後半、あの『ともえ大橋』が厳しかった」、「でもクセになりそう」など様々な反応をいただいておりますが、総じて「きっついコース」だという評価が多いのは否めません。また、「狭い」というご指摘も把握しております。
「あの日」の函館マラソンを、函館ゆかりの歌人 石川啄木になりきって詠んでみると「潮かぶる北の浜辺の 砂噛ますかの浜風よ 今年も吹けるや」(※)といった状況でしたね(わかりにくいですか?わかりにくいですね…)。
※参考:石川啄木「一握の砂」:潮かをる北の浜辺の 砂山のかのはまなすよ 今年も咲けるや
(函館の大森浜などの情景が詠まれています。函館マラソンのコースでもあります)
それはさておき…ではコース変更は可能なのか?
これも何度も書いておりますが、現状では難しい状況にあります(何しろ今のコースを設定するのに25年かかってますので…)。ただし、そこで思考停止するのではなく、新設道路の整備など今後の交通環境の変化などを見据えながら、「あるべき姿」を長期的に探求してまいります。また、「狭い」を改善すべく種々の取り組みも推進中です。
では制限時間だけでも延長できないのか?
はい、現在調整中です。実は予定していた時刻に交通規制を解除できなかった場面などもあって、関係機関との協議も「このままで果たして住民理解が得られるのか?」ということがポイントになっています。要するに先述した「実績」が少し足りない。
この辺で話をまとめますね。コンセプトを左右する「コース」自体はなかなか変えられませんが、「制限時間」については調整中であると。ただし、いきなりの6時間化というのは厳しい状況です。
これらを踏まえ、第1回大会の募集前に、当webサイトでは函館マラソンの特徴を、
・記録を狙うならハーフ
・景観を楽しむならフル
とお伝えしておりましたが、次回に向けてコンセプトをわかりやすく設定いたします。