連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018準備状況-第2回

「ゴミ問題」の解決について

競技運営

改善すべきところは沢山ありますね。その一つが「ゴミ問題」。正直に申し上げてコース上にスポンジや紙コップが散乱しているというのは、少なくとも嬉しい風景ではありませんね。何しろ美しい景観を誇る函館で開催されるマラソンなのですから、そんなのは解決しなければダメです。

とはいえ費用の関係もあってゴミ箱を大量かつ無計画にコース上に配置するというわけにもならないなか、8千人規模の大会となって間もない当マラソンは、その辺を最適化するノウハウが少ないこともあって…実は過去2回にわたり惨憺たる状況を呈してきたのでありました。

「ゴミ箱なんざカネをかけてたくさん置けばいいじゃないか?」と仰る方も多いのですが、そのお金、どうせ使うのならばフードの充実など大会自体の発信力や魅力の向上に繋がる部門に投入したいものだ…などと、悶々としておりました。

そんなときに救世主登場。この案件、地元経済会の新ドンに相談したところ「ゴミ箱だろ?」、「段ボールなら組み立ても簡単だしいいよな」、「オレ、段ボール屋さんの社長を知っているから、その人に頼んでみるわ~」。そして後日、「言っておいたから」と。

実は私にとっては何だか懐かしき思い出のあるその(株)ホリカワ社、私が高校1年の多感な頃、一夏の経験…いえいえ夏休みの間アルバイトをしていた会社なのでありました。なんと奇遇。

で、その会社との打ち合わせの際のこと。社長氏に対し、自分はひと月ものあいだ御社でバイトをしていたので段ボールの製造工程を一通り覚えていること、工場の主的な怖いおじさんがいたこと、若くて剽軽な事務員さんがいたこと、勝ち気な女性の事務員さんと工場勤務のキレイな女性との間で冷戦があったこと…などを丁寧に説明し、結果、大量のゴミ箱のご提供に加え風倒防止策や雨対策のアイテムも含めて「ご協賛」いただけることになったのでありました。

あとは配置と回収の工夫だけですね。この点、メガマラソンにおけるゴミ対策を勉強してまいります。2018大会の当日は、ランナーの皆さんもホリカワ社オリジナルデザインとなる予定のゴミ箱を大いにご活用いただきたく、よろしくお願いいたします!

来年は「キレイに」、「気持ちよく」を 皆で追求したいと思います!

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