連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2024大会に向けて-第3回

フルの制限時間が20分延長になります

競技運営

プロ野球日本シリーズも終了し、4勝3敗で阪神タイガースが日本一に輝きましたね。私、北海道民として“北海道日本ハムファイターズ”を応援しておりますが、現在、秋季キャンプの真っ最中。来年こそは、日本シリーズの舞台に出てほしいと願っております。

さて、前回のコラムでお伝えしておりますとおり、今回は、参加資格の制限時間について、詳しくお伝えいたします。

昨年と今年の大会では、新型コロナウイルス感染症対策として、スタート整列時の密を避けるため、まずはハーフのランナーに整列していただき、9時にスタートした後、フルのランナーに整列していただき、9時30分にスタートするということで、30分の間隔を空けてスタートすることとしておりました。

しかし、新型コロナの感染症法上の分類も5類へと移行し、大会運営において、新型コロナの制約もなくなりましたことから、新型コロナ禍前の2019大会のスタート体制に戻して、ハーフ・フルのランナーを一度に整列させて、ハーフが9時、フルが9時10分にそれぞれスタートするというように、10分間隔でスタートすることとしました。

一方で、競技終了時間につきましては、新型コロナ対策でフルのスタート時間を20分遅くした分の競技時間を確保するため、14時40分から15時へと変更していましたが、この競技終了時間をそのまま活用させていただくべく、今年の大会終了後から、関係機関と協議を重ねてまいりました。

本来であれば、新型コロナ対策で伸ばした時間であるので、元に戻すのが筋であるとの意見もありましたが、ランナーが走りやすい環境を整えるためと、理解していただき、最終的には了承いただきましたので、フルマラソンは9時10分スタート、15時終了と、競技時間が20分延長となり、号砲から5時間50分以内に完走できる者へと参加資格が変更となりました。

函館マラソンにおいて、フルの部は、「日本一過酷なファンラン」を自負しており、30km地点以降に、跨線橋やともえ大橋が待ち構えている、大変タフなコース設定となっておりますが、制限時間が20分伸びることにより、ランナーの皆様には、チャレンジしやすくなったものと思っております。

この機会に、是非、風光明媚で函館の景観を満喫できる、この日本一過酷なファンランの完走を目指して、多くのランナーの皆様に、フルの部にエントリーしていただきたいと思います。

また、ハーフの部は、フラットで記録が出やすいコース設定となっており、競技性が高く、毎年、日本屈指のエリートランナーに多数出場していただいております。国内有数のハイレベルなレースですので、自己記録更新を目指している方には、ハーフの部がおすすめです。

2024大会は、函館マラソンの発着地点である、千代台公園陸上競技場の大規模改修も終え、リニューアルしたトラックとフィールドでの開催となります。新しいウレタン面を踏みしめながら、スタートを切っていただければと思っております。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

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