連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2024大会に向けて-第2回

実行委員会総会を開催しました

コンセプト

今年も残すところ2か月あまりとなりました。明日から11月に入りますが、朝晩はめっきり冷え込んでおり、いよいよ冬本番といったところですかね。ちなみに、函館市の過去30年間の初雪の平年値は、11月1日ですので、いつ初雪が降ってもおかしくない時期となってきました。

さて、本日、函館マラソン大会実行委員会を開催いたしました。ここで、2024大会の実施概要(案)が承認されましたので、詳細を説明したいと思います。

まず、主催についてですが、2024大会から、北海道内におけるフジテレビ系列のテレビ放送局であります、北海道文化放送(UHB)が新たに加わることとなりました。

この経緯についてご説明いたしますと、UHBはフルマラソンが始まった2016大会から新型コロナ禍前の2019大会まで、テレビ番組内で函館マラソンのPRを行っていたほか、大会終了後のニュースでも函館マラソンの特集を組んでいただいておりました。2020大会、2021大会は新型コロナの影響で中止となり、新型コロナ明けの2022大会についても、新規エントリーを行わなかったことから、番組でのPR等の実施はありませんでしたが、2023大会につきましては、エントリー期間中に事前紹介を行っていただいたほか、既存の大口スポンサーの賛同を得ながら、大会応援スポットCMを大会前に展開いたしました。

このような経緯もあり、UHBから、函館マラソンとの関係をより強化し、主催に参画することによって、大会をさらに盛り上げたいとのお話をいただいたことから、今回、主催に加わることとなりました。UHBの主催参画により地上波を活用して、全道のランナーの皆様に函館マラソンの募集告知や大会PRを届けることができ、また、大会の特集番組などにより、更なる魅力向上にもつながるものと考えております。

次に、大会日時についてですが、2023大会につきましては、昨年まで7月第1日曜日に実施していた開催日を、暑さ対策のため1週間前倒しし、6月25日(日)に開催いたしました。大会当日の状況は、最高気温が猛暑となった昨年に比べて、6.2℃低い23.6℃であったことから、ランナーにとって比較的走りやすく、完走率も、昨年の86.0%から8.9ポイントも上昇し94.9%となり、日程変更の効果があったものと考えております。このことから、来年の日程につきましても、今年と同様に6月最終日曜日とし、6月30日(日)の開催といたします。

また、スタート時間につきましては、今年の大会では、新型コロナウイルス感染症対策として、スタート整列時の密を避けるため、ハーフが9時、フルが9時30分と、30分の間隔を空けてスタートすることとしておりましたが、新型コロナの感染症法上の分類も5類へと移行し、大会運営の制約もなくなりましたことから、新型コロナ禍前の2019大会のスタート時間に戻して、ハーフを9時、フルを9時10分と10分間隔でスタートすることといたします。

この時間変更によりまして、参加資格にも影響が及ぶこととなりますが、この件につきましては、次回、詳しくお伝えしたいと思っております。

このほか、参加定員、参加料などは変更せずに、2023大会同様としておりますし、申込期間につきましては、例年同様、2月下旬から4月中旬の期間で募集を行いたいと考えております。なお、具体的な内容につきましては、来年1月下旬に開催予定の実行委員会総会にて実施要項などを公表いたしますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

今回の公表で、開催日程が確定しましたので、ランナーの皆様には、是非とも早めに宿泊や航空機などの手配を済まされ、エントリー開始に備えていただければと思います。

次回は、参加資格の制限時間について、詳しくお伝えさせていただきます。引き続き、お付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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