2024大会に向けて-第15回
2024大会のエントリー状況等について
2024年05月24日
競技運営2024大会まで1か月と少しとなりましたが、函館マラソンにエントリーされているランナーの皆さん、調整は順調に進んでいますか?
函館マラソンコースの国道278号、いわゆる「漁火通り」でも朝晩や週末には多くのランナーが練習をされています。ランナーの皆様におかれましては、くれぐれもけがには気を付けていただき、万全の状態で大会当日を迎えてくださいね。
さて、2024大会のエントリー状況ですが、定員8,000人に対し最終的にはハーフ約5,100人、フル約3,600人の合わせて約8,700人となり、過去最多(これまでの最多は2019大会の8,595人)となりました。全47都道府県からのエントリーがあったほか、海外からも300人を超えるエントリーをいただきました。
最近では定員割れのため大会の縮小や継続を断念するマラソン大会も出てきているなか、全国各地から多くのランナーの皆様が函館マラソンにエントリーして下さったことを非常に嬉しく思う一方で、昨今の物価や人件費高騰の影響により、2024大会においては、昨年に比べ数千万円の費用増加が見込まれており、さらに定員割れとなれば赤字となる恐れもあったなか、準備を進めてきた我々としては、一先ず胸をなでおろしたのも正直なところです。
費用増加対策としては、経費の節減はもちろんのこと、市の負担金を増額(簡単ではないのです。)するとともに、各協賛企業にも状況をご理解いただき協賛金を増額していただきました。どこかの機会で皆様にも、これらの詳細をお伝えできればと思いますが、これは、ランナーの皆様から高い評価をいただいていることを、各協賛企業にもしっかりご理解していただけているからだと感じております。
何はともあれ、過去最高のエントリーとなれば、事務局職員のテンションも爆上がりです。準備作業にも力が入ります!
このコラムを書いている時点で大会まで残り40日切っておりますが、事務局スタッフは、日々、多忙を極めており、万全の状態で大会を迎えられるよう関係機関との打ち合わせ等と平行しながら、ランナーへの事前発送物の準備のほか、大会プログラムの校正や招待選手の招聘手配、来賓対応などの協賛各社との調整、各エイド、医療・救護等における必要物品の整理・調達、運営マニュアルの作成など広範にわたる事務をミスのないよう一つ一つ確認をしながら丁寧に処理を進めています。
3代目マラソン課長としてはそんなスタッフの仕事ぶりを見て頼もしく思いつつ、大会本番が近づいていることを実感し、徐々にプレッシャーが大きくなっていくことも感じております。
大会本番までどこまでできるかはわかりませんが、事務局の一員として役に立てるよう、日々、精進していきたいと思います。