連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2024大会に向けて-第1回

協賛会を開催しました

事業費の確保

皆様ご無沙汰しております。マラソン課長でございます。今年の大会は、例年の7月第1日曜日から6月最終日曜日へと一週間前倒しをして、6月25日(日)に開催しましたが、当日は昨年の猛暑とは一変して、最高気温が23.6℃と、昨年に比べて6.2℃も下がり、完走率も86.0%から94.9%へと大幅に上昇いたしました。

今年の夏は、7月中旬から9月中旬にかけて猛暑が続き、全国各地で熱中症警戒アラートが連日発令される状況であったことから、皆様におかれましても、大変厳しい夏であったことと思います。

ここ函館でも8月10日には、1872年からの統計開始以来、151年間の観測で初めて猛暑日(最高気温が35度以上)となる35.4度を記録しました。また、真夏日の日数も過去最多の26日を記録しております。

このような非常に厳しい夏を経ましたが、2023函館マラソンが終了して早3か月半。この間、事務局では、来年の開催に向け様々な準備を進めてまいりました。そして、去る10月23日(月)に大会運営を資金面で支える3本柱(参加料、協賛金、負担金)の一つである協賛金の確保を担う、協賛会を開催いたしました。

以前にもお伝えしておりますとおり、協賛会は、市長をはじめ、商工会議所の名誉会頭、会頭、副会頭や観光コンベンション協会会長などで構成されており、これらのメンバーが一堂に会して、来年の大会開催に向け、資金面や運営面での議論を交わす場となっております。

当日は、事務局課長である私から2023大会の開催報告や決算見込み、2024大会の収支見通しなどを説明いたしました。

この中で、議論の中心となりましたのが、収支見通しでありまして、昨今の物価上昇や燃料費の高騰、人件費の上昇などにより、支出が大幅に増加する見込みとなっております。

一方、収入につきましては、2023大会において、ランナーの皆様にはご負担をお掛けしましたが、参加料を3割程度引き上げさせていただき、収入面での改善を図りましたが、今大会では、ハーフにエントリーが大幅に偏ったため、参加料の収入が見込みに比べて大幅に減少いたしました。

このことを受け、2024大会には、多くのランナーがフルにもエントリーしていただけるよう、フルの特色・魅力を全面的にアピールしていきたいと考えております。

また、残りの2本柱である市負担金や協賛金についても、それぞれ函館市や協賛企業の理解を得られないと引き上げできないものでありますので、資金確保に向け、事務局、協賛会ともども最大限努力をしていくことが必要であるとの意見で一致しました。

各メンバーからは協賛金に関する様々な意見が出されたところでありますが、結論といたしましては、2024大会に向けても、引き続き、運営面に支障のないよう、資金の確保に努め、収支不足を出さないようにする、との方向性が示されました。

事務局といたしましては、協賛会の方向性や意見も踏まえまして、今後、10月31日(火)に開催する函館マラソン大会実行委員会総会に2024大会の実施概要(案)について、お諮りする予定となっております。

皆様には、この実行委員会総会開催後、速やかにホームページ上で実施概要(案)を公表し、本コラムでも詳しく説明していきたいと思いますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

例年どおりと言っては申し訳ございませんが、大会終了後、本コラムの更新がありませんでしたが、さぼっていたわけではなく、次の大会に向けた関係団体との協議や各団体との反省会、次大会に向けた準備などを精力的に行ってきたところでありますので、ご理解いただければと思います。

私、今後は、更新頻度を少々上げて、皆様に情報や事務局の考えなどをお伝えしていきたいと思っております。引き続き、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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