連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2022準備状況-第2回

2022準備状況とマウスカバー秘話

その他

12月に入り寒い日が増えてまいりましたね。函館では雪の季節を迎えました。寒さに耐えながら、来年の春が来るのを待ち遠しく思っております。(まだまだ4~5か月は寒さに耐えなければなりませんが…)

さて、私は先日、この時期の重要任務に取り組んでまいりました。函館マラソンを開催するうえでの大切な柱であります「協賛」に関して、来年の大会の開催に向けて、首都圏と札幌市の企業を訪問し、挨拶および打ち合わせを行ってきたのです。首都圏へは、函館市長とともに赴きました。

訪問した各社からは、「大会が開催されるのであれば、できる限りの支援をします」との前向きなお話をいただき、大変感謝しておりますとともに、正直ほっとしているところです。

事務局メンバーは、精力的に全国各地の大会視察に取り組んでいます。
現在、新型コロナの感染状況は全国的に落ち着いており、(とは言いつつ、現在、オミクロン株なる変異株の気になるニュースが出てきており、今後の状況に注視しなくてはなりませんが…)10月末あたりから、全国各地で1万人規模の市民マラソンが開催されるようになりました。視察先でウィズコロナの大会運営を学び、日々、我々の運営マニュアルのブラッシュアップにつなげています。(11月7日は富山マラソンの視察に伺いスタッフの皆様に大変お世話になりました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。)

さて、12月初めに、2021函館マラソンエントリーランナーの皆様に、2022大会に関する書類等をお送りしました。登録情報変更届、辞退届などの書類と一緒に、「緑色のマウスカバー」を同封しましたが、ご確認いただけましたか。

このマウスカバー、見てのとおり、函館マラソンとジャックス、ミズノとのコラボ製品です。このマウスカバーを皆さまに贈ることとなった経緯をご紹介します。

それは、まだ2021大会の開催を信じ準備を進めていた昨年の11月末のことです。

我々は、コロナ禍でマラソン大会を開催するにあたって、何が必要なのか、とあれこれ議論をしていました。
「コロナといえばマスクでしょ!」
「マスクを配るなら、使い捨てではなく持って帰れたほうがいいんじゃないか…」
「それなら丈夫なものじゃなきゃダメだよな…」
「あっ!そういえばスポンサー企業のミズノでマウスカバーを作っていて、大した人気らしいよ!(大した=函館弁で「とても」の意味)」
「でも高いよね。人数分となると手が出せないよね」
予算の都合で話が行き詰まりかけたとき、「それならダメ元で、ジャックスにお願いしてみたらいいんじゃないかな…」と現・南茅部支所長(前・マラソン課長)がささやきかけてきたのです。ずうずうしいと思いつつ、なんとかして実現させたい一心で我々、すぐにプレゼン資料を作成。ジャックスの方々にWeb会議の時間をとっていただいたのでした。

会議では、ジャックスのM課長はじめご参加の皆様全員が、我々の話を親身に真剣に聞いてくださいました。そして、「大変いい企画であるので、協力しましょう」とのありがたいお返事言葉も!

これで勢いづいた我々、続いてミズノへのアプローチを行ったのでした。その結果、こちらも、北海道支社のY支社長とスポーツマンのW氏から、「全面的に協力する」との、ありがたいお返事をいただいたのでした。

その後、新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことから、2021大会は中止が決まりました。しかし我々、マウスカバーについては、2社からいただいたご好意を無駄にせず、何とか実現させたいとの思いがありました。

そこで、ランナーの皆様に2022大会書類と一緒にサプライズプレゼントとして贈ったら喜ばれるのでは?と。再度、ジャックスのM課長やミズノ北海道支社のY支社長・W氏にご相談したのでした。

2021大会開催が前提の企画でしたので、筋違いだと怒られてもおかしくなかったのですが・・・
我々の思いを伝えたところジャックスのM課長からも、ミズノ北海道支社のY支社長・W氏からも、快く「全面的に協力する」との回答を再度いただきました。本当に大変感謝しております。

このような経緯で皆様にお届けした、緑色のマウスカバー。
ぜひ、2022大会に向けたトレーニング時にご活用ください。また、2022函館マラソンの当日朝は、不織布マスクの上に重ねて着用するなどして、スタート地点にお集まりいただければ幸いです。

今回のコラムは少々長くなってしまいました。すみません。今後は、もう少し読みやすい文章量を心がけますね。それでは次回もどうぞお付き合いください。

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