連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2021準備状況-第6回

コミュニティランニングの開催と裏ミッション

その他

去る10月11日(日)、前日からの雨予報が嘘のように、晴れ間ものぞく絶好のコンディションの下、千代台公園陸上競技場にて函館マラソンのサブイベント「コミュニティランニング」を開催いたしました。このイベントは函館ハーフマラソンと歴史を同じくしており、今年で30回目の節目の開催となりました。

コミュニティランニングは、「年々高まる健康志向のなか、市民の体力づくりやスポーツの普及、振興に寄与し、誰もが気軽に参加できるよう多くの種目を設定するなどの工夫により、スポーツの秋を楽しむ絶好の機会」(←大会長である市長あいさつを丸写ししました…)として開催しており、親子の部や小学生の部、一般の部など、1.0kmから5.0kmまでの16部門で行われました。

コロナ禍で各種スポーツイベントが相次いで中止となっている中とあって、参加された皆様は、久しぶりに仲間と汗を流し、心地の良いひとときを過ごしておりました。(参加記念品も充実しており、アクエリアスや記念タオルのほか、北海道米販売拡大委員会から「ふっくりんこ2合」と「大福2個(白大福とバナナ大福)」の提供があり、参加者はこちらに関しても、大満足の様子でした。)

さて、実はこのイベントを開催するにあたり、参加者にランニングを楽しんでいただくという本来の目的に加えて、我々、もう一つのミッションを設定していたのであります。それはずばり、来年の函館マラソンの開催に向けた、万全な新型コロナウイルス感染症対策の予行演習です。

【実際に行った対策の一例を紹介】
・受付開始時間の前倒し、受付窓口の倍増
・過去2週間の体調などを報告する「参加者チェックリスト」の提出
・受付時の検温および検温済のランナー・観客にリストバンドを配付し、帰るまで装着
・ランナー・観客にはマスク・ハンカチ等を持参いただき、競技時以外はマスク着用
・「北海道コロナ通知システム」の活用
・開会式や表彰式のソーシャルディスタンス確保
などなど。事前に思いつく対策を全て講じました。

今回のイベントは、参加者約320名でありましたが、ここできめ細かな対策ができなければ、6,000名以上のランナーが集まる函館マラソンの開催はあり得ないとの思いで、皆真剣に一つ一つを丁寧に確認しながらイベントの運営にあたりました。

結果、事務局員一同、来年の開催に向けた良いイメージを持つことができたものと感じております。

今後、函館マラソン本番に向けたコロナ対策について、競技前、スタート時、競技終了後の段階ごと、受付、医療体制などの分野ごとに、このコラムの中でお伝えしていきます。皆様とイメージを共有しながら、万全なコロナ対策を実現させたいと思っております。

というわけで、少々長くなってしまいましたが、先日開催したコミュニティランニングの裏ミッション…!についてお伝えしました。
最後に、参加されたランナーの皆様、一生懸命に走るお姿から、我々は非常に元気をもらいました。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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