連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2021準備状況-第2回

「特集タブロイド」の作成について

その他

皆様こんにちは、新マラソン課長です。前回に引き続き、2020大会にエントリーいただいた皆様のお手元に届いている品の中から、作成物語第2弾を…。今回は、函館マラソンの全てがわかる「特集タブロイド」についてお伝えします!こちらにつきましては、作成のメイン担当で、私とともに、この4月に事務局へ異動してきた新番頭O氏に、完成までの感動エピソード(ハードルをかなりあげておきますね…)を綴っていただきます。

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4月からマラソン担当主査の一角を担うことになったOと申します!新マラソン課長が無慈悲にも上げすぎたハードル、乗り越える自信はありませんが、ハードルの下は潜りやすくなったと開き直って書かせていただきます。

タブロイドを作成し2020函館マラソンのエントリーランナー全員に配布する、さらに新聞折り込みをするというのは、前マラソン課長の発案によるものでした。
私が担当する原稿を作成するにあたり意識していたことは、
① エントリーランナーの皆様に2021函館マラソン大会に思いを馳せていただけるように、
② より多くの市民にもっと函館マラソンを知っていただけるように・応援していただけるように、
③ 2020函館マラソン大会における協賛企業・団体のご厚意を、ランナーの方を始め、関係者の方に知っていただけるように
というものです。

他のスタッフが手がける原稿は、「エントリーランナー全員の名前を掲載したら、必ず自分の名前や知り合いの名前、探すよね。記念になるよね。」とか、「この大会の時は、大荒れで・・・、この時は大雨で・・・」など、ランナーの皆さんとその時の大会を共有している経験を元に、作業がさくさく進んでいました。しかし、私はというと「何で函館マラソン、こんなに評価高いのかな?ランナーの方って何が一番うれしいのかな?そもそもなんで20km・40kmも走ろうと思うんだろう・・・」なんて、どんどんあらぬ方向へ。結局、私の原稿が一番遅くなってしまいました・・・。

話がタブロイドから横道に逸れますが、事務局番頭を仰せつかり、まず最初にびっくりしたのは、「え?毎年、開催に1.6億円もお金かかってるの!」と、もう一つ「6千万円以上も協賛金で賄っているの!」というもの。特に6千万円以上の協賛金というのは驚愕でした。それも毎年です。

2020大会は、新型コロナウイルス感染症が拡大し続け、開催できるかどうか分からない、中止となってもおかしくない状況下で、どうやって協賛金を集めるのか・・・。これについては、各企業・団体の置かれている状況により、様々な経過がありました。
コロナ禍にあって、函館マラソン支援のご判断をいただいた、協賛企業・団体の皆様の、ご厚意、懐の深さ、尋常なものではありませんでした。
番頭という役目もあり、さらに私が異動してきてから実際に体験したことということもあり、これから、函館マラソンを継続していく上でも重要なのに、なかなかスポットの当たらない協賛企業・団体のご厚意をちゃんと伝えることができたのか、未だに自問自答しています。

今年は、残念ながら函館マラソンを中止せざるを得ない状況となってしまいましたが、事務局一同、協賛企業のご厚意を、例年以上に実感することとなり、感謝しております。タブロイドの作成経過というより、こちらの方が感動エピソードなんですよ、本当に。ランナーの皆様にも、この我々の気持ちを少しでも共有していただけたなら、それが結果として、函館マラソンを継続していく力になるものと信じております。

タブロイドを作るにあたっての思いを綴らせていただき、本当に一仕事終わったような気がします。
私の拙い文章を最後まで読んで下さってありがとうございました!

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