連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2020準備状況-第11回

「我々」の置かれている状況(その2)

その他

私が、なぜこのようなことを改めて書き連ねたのか…少し経過をお知らせしたいと思います。このたびの新型コロナウイルス感染症による東京マラソンの一般参加枠中止という大ニュースが伝えられて以来、全国のマラソン大会で「中止」の判断が続出しておりますが、このような厳しい状況の「真っ只中」という時期に、くしくもエントリー開始を迎えることとなった我ら函館マラソン。ランナーの皆様からは、当初、厳しいお声も頂戴しました。

一番キツかったのは、「中止が濃厚なのにエントリーを受付けしておいて、参加料は返金しないというのは詐欺だ!」というお電話が事務局に寄せられたことです。その電話を受けた我が仲間からの報告を聞いた私…正直、落ち込みました。

しかし、我ら、いえ、私のこの場での普段の立ち振る舞いなどが災いして、その方にとってはそのように思えてしまう要因となったとも考えられます。要するに「アイツ(※私、マラソン課長)はそもそも詐欺師っぽい!」と。

そこで私、このたび大いに反省し、この際、我々(※この「我々」には、もちろん大会の運営側たる我ら事務局のほか、大会開催に多くの貢献をいただいているスポンサー企業・団体、そして大切なお客様であるランナーの皆様も含まれます)の置かれている状況を一度詳しく説明することで、最終的には「相互理解」に繋げられたらな…と思い、今回、大会運営の裏側をつぶさに書きあらわすこととした次第です。

久々、原稿が長くなっておりますが、原因は電話をくれたアナタですからねふふ。責任をとってよーくご覧いただければ幸いに存じます。次回は、「我々」の置かれている状況(その3)として、月別の事業収支などをご紹介いたしますね。

なお、Web上で函館マラソンの「置かれた状況」が見事にまとめられた記事を発見しました。先日の「新型コロナウイルス感染症への対策状況について(3月3日更新)」に呼応していただく形で、その日のうちにアップされたものです。許可を得て記事のリンク先を掲載いたしますので、「相互理解」のためご一読いただければ幸いです。(次回に続く)

▼ランニングWebマガジン・名古屋ランニングジャーナル
「7月開催予定の函館マラソンが苦しい胸の内を吐露。」(3月3日掲載)

※記事リンクの許諾をいただくにあたり、編集責任者の方から以下の嬉しいメールをいただきましたので、ご紹介いたします!

函館マラソン大会実行委員会事務局 さま

お世話になっております。
ご連絡ありがとうございます。
もちろんリンクも引用もまったく問題ありません。
(むしろ勝手に取り上げてしまい、申し訳ない感じです・・・)

大会の内情やお気持ちを、
素直な言葉でとても分かりやすく書かれていましたので、
勝手に好感をもち記事にさせていただきました。

今後しばらくはいろいろと難しいご判断を迫られると思いますが、
良識あるランナーに思いは必ず伝わるはずです。
陰ながら応援しております!

(名古屋ランニングジャーナル 編集責任者 古橋 圭介様より)

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