連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019開催状況-第2回

大会前日の「参加記念品等引き渡し」について

会場運営

函館マラソンは、大会前日の13時から20時までの間、「参加記念品等引き渡し」を実施しています(※ランナーの皆さんにはナンバーカードと参加記念品等の引換証を事前発送していますので、いわゆる「事前受付」の必要はありません)。

今回の記念品は「ランニングキャップ」と「サイコロキャラメル」。大会当日にキャップを着用して走りたい方が多かったからでしょうか、今年は、前日の記念品引換が例年よりも多かったようです。また、大会前夜の函館の街なかには、あの「黄色いキャップであふれていた」という嬉しいお話も、事務局には届いてます。

さて、大規模なマラソン大会では、大会前日や前々日に「事前受付」を実施し、ナンバーカード交付や記念品の配布を行う事例が多いですね。それらを「EXPO」と位置づけ、地域の食や観光振興に結び付けるイベントとして大々的に展開している事例もあります。正直、華々しくてうらやましいです。

実際、アンケートの仮集計を概観すると、「会場が『寂しい』というご意見を少なからずいただいており、大会レポをみても、大会特色ポイントでは「会場の盛り上がり」の項目は★4にとどまっています。

そうした状況を鑑みるに、費用をかけて関連イベントを華々しく!したい思いもありますが、その費用を捻出するのが厳しいという台所事情もあります。そんなわけで、函館マラソンは、限りある資源(資金・人的パワー)を、まずは大会当日の充実策に投入してまいります(※というか、今のところそうせざるを得ません!)。

ただし、お金がなくてもできることはたくさんあります。今年も北海道米販売拡大委員会さんの協力を得て、大会前日に餅つき&大福振る舞いイベントを開催したところ、昨年以上の大賑わいとなりました。また、エイド提供物のミニチュアを展示して人気を博すなど好感触だった取り組みもありました。

今後も「できること」の枠を毎年拡げながら進めてまいりますので…まずは北海道米販売拡大委員会さん、来年こそはこのイベントを2回、できれば3回開催していただきたく…この件、(昨年もお願いした経過がありますが)何卒ご検討を賜りますようよろしくお願いいたします!

▼大賑わいとなった「もちつき囃子」&大福振る舞い(7月6日13時半~ ※写真には写ってませんが、司会は私が担当させていただきました!)

▼フードのミニチュアを展示、大人気!(※この作品、当課臨時職員でありミニチュアフード作家の下垣内みゆきさんが制作し、ケースは私がベニア&アクリル板で手作り、そしてこの春他部局に異動した担当女史が前夜、精魂込めて装飾した完全なる手工芸品なのでありました。)

Twitter Facebook HatenaBookmark LINE