連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019準備状況-第15回

フィニッシュ後の「おもてなしフェスタ」について(その1)

会場運営

最近の我ら、打ち合わせが多いです。でもそれって嬉しいことです。何しろ函館マラソンをよき方向へと高めていくため、多くの方々からお知恵を頂戴しているわけですから。本当にありがとうございます。

さて、そんなこともあり原稿が書けない日々が続いてきましたが、そろそろ落ち着いてきたかも…ということでガーっと書いてまいりますよ。では手始めに今年の「おもてなしフェスタ」について。「おもてなしフェスタ」とは、フィニッシュ後のランナーの皆さんに、函館近郊の食材を使用したフードの振る舞いやスポンサー企業による記念撮影サービス、大会関連商品の販売などを行うイベントです。

これまで、会場には千代台公園内の「多目的広場」を活用してきました。この場所は多少の降雨であればイベント開催に不都合はないものの、下地が未舗装であることから、昨年のように大雨に見舞われた場合は「沼地」の様相を呈してしまいます。ですから我々は、「あの場所だけはもう絶対に使わないぞ!」と心に決めていたところです。

一方、舗装済みの大きな広場は…会場である千代台公園内にはありません!さあどうする?

そこで考えたのが千代台陸上競技場に隣接する野球場「オーシャンスタジアム」と、その外縁部。野球場外縁部はインターロッキング舗装を施しており、水はけもかなり良好です。ただし何しろ狭い、加えてそこかしこに中低木が植樹されています。よってイベント会場としては極めて使いにくい空間といえましょう。だから悩みました。

しかし、雨天時に皆さんの真新しいシューズを泥水で汚してしまうことだけは避けたい…その一心で、今回は意を決して(※結果、会場が狭くて行列ができるなどしても甘んじて批判を受け止めるの意)野球場外縁部に会場変更します。

一方、いいこともあります。昨年までは多目的広場にイス&テーブルセットなどを40組程度配置しましたが、皆さんがお休みいただくうえでは絶対数が足りない状況。

そこで今回は、野球場外縁部で各種のおもてなしメニューを受け取っていただいた後に、野球場スタンドのイス席でごゆっくりお休みいただくという動線をご案内することとしました。スタンド席までは階段を上る必要がありますが、その先にはイス席だけで約8千人が収容できる大規模空間がありますので、どうぞ皆さん、ごゆっくりと函館マラソン名物「おもてなしメニュー」をご堪能くださいね。(つづく)

  今年は「おもてなしフェスタ」会場を大胆に変更するの図

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