連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019準備状況-第14回

「石畳」の走り心地がUP!

コース

今年の東京マラソンをテレビ観戦していたときのこと。いよいよフィニッシュを迎える段になり、画面には皇居や東京駅が映し出され…日本人ランナーの先頭を走る中央大学 堀尾選手のお姿と、彼の足もとが大写しにされました。そこには何と石畳が。

そういえば東京マラソンは、2017年のコース変更にともなって、石畳の区間ができたんですよね。いや~、その石畳を見て、何だか嬉しくなりました。え、何でって?そりゃもう函館マラソンのコースにも石畳があるからです(※フルの部:往路34㎞・復路37㎞付近)。

函館マラソンのコースにある石畳は、函館を代表する観光スポット・ベイエリアの赤レンガ倉庫群に敷設されており、港の風景とマッチして程よい雰囲気を醸し出しています。しかしながら雨天時には「走りにくい」、「滑る」とお叱りを受けることが多く、フル化初年の2016大会では、アンケートなどを通じて多くの苦言を頂戴しました。

ところが、同じく降雨に見舞われた2018大会では、こと石畳に対する苦言は思いのほか少なくて…これは東京マラソンで石畳コースが採用されたことにより、石畳がより一般化されたからでしょうかね?だとしたら嬉しいです。

さて、ここからが本題です。函館マラソン「名物」の石畳は、昨年秋、道路改修が行われ、大幅にリニューアルされました。

今回の道路改修を担当した函館市港湾空港部の技術担当S氏(※モト同僚)に改修ポイントをお聞きしたところ、「マラソンのために道路改修したわけじゃないけど、結果的に走りやすい石畳になってます!」とのこと。いや~シビれますね。なお今回の道路改修ですが、継続工事の1年目を終えたところであり、石畳の全線改修までには「もう少し期間を要します」とのこと。

ということで、2019函館マラソン「フルの部」に出場される方にお知らせです。今大会は、ベイエリアの石畳を新旧両バージョンで体感できるという滅多にない機会となりますので、どうぞ存分にお楽しみくださいね。

 

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