連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018開催状況-第34回

市民の熱気とランナーからの評価

評価

何度も申しあげますが今年はあの大雨だったのですから,応援する側もされる側も…大変だったと思いますね。

大雨にもめげず,ランナーに最高のパフォーマンスで走る活力を送っていただいた応援団体の皆様,そして,ハリセンやスティックバルーンを手にして声援を送っていただいた沿道の皆様,本当にありがとうございました。

雨による楽器への影響や風邪を惹いたら大変だということで,泣く泣く応援を諦めた団体もあったと伺っております。そのお気持ちを有難く受け止めております。函館マラソンはこれからも続けて開催できるよう皆で頑張りますので,来年,またよろしくお願いしますね。我々,雨でも応援いただけるような秘策として,例えば運休中の路面電車の中で楽器演奏していただくなど工夫すれば何とかなるんじゃないの…と,勝手に考えてまいります(無理でしょうかね?交通部さんに聞いてみますね…聞いてから書けって…ね)。

さて,市民の熱気とランナーからの評価に関し,今年もランネットの「大会レポ」や参加者アンケートの結果を解析しております。それらの結果を概観し,端的に申しあげますと…函館マラソンは善戦しています。今回、「大会レポ」の評価項目と評価方法が大きく変わったからでしょうか,全国の主要マラソン大会の得点は,対前年で大きく下げ圧力に曝されています。そうした中,函館マラソンは,あの大雨だったというのに対前年では微減にとどまっています。

この要因は一目瞭然,ランナーのみなさんのマラソンを楽しむ気持ち(※「大会レポ:特色あるエイドステーション」の項目で★5)、そして雨の中でも力強い声援を送っていただいた沿道の皆さんと応援団・スタッフ,全ての方々のお力添え(※「大会レポ:地元への浸透」の項目で★5)があったればこそです。我々,今年も感謝の思いを強くしているところです。

一方,アンケート結果から「大会の満足度」を俯瞰すると,
①95%超:救護体制(97.1%),沿道応援(96.6%),大会ウェブサイト(96.4%)
②90~95%:エイド運営(94.7%),トイレ(92.8%)
③90%未満:制限時間(89.7%),おもてなしイベント(82.9%),荷物預かり(80.8%),
コース幅員(77.6%)
と,だいぶ底上げがなされてきておりますが,そうした中にあって改善すべき事項もだいぶ見えてきてまいりました。現状において満足度が高いものでも安穏とせず,さらに磨いていくと同時に(※ウェブサイトへの自由記載の中で「マラソン課長のコラムが長い」という意見が3件ほど寄せられておりますので,2019年は「より短かく」をモットーとして頑張ります),とりわけ満足度9割に達しなかった③の諸事項については,2019大会に向けて確実に改善策を導入してまいります。

…ということで,年末に鼻息が荒くて誠に恐縮とは存じますが,2019大会に向けた我々実行委員会の意気込みを感じていただきながら…皆様,よいお正月をお迎えください。

 

 

▼アツい応援で大会を盛り上げてくださった皆様,ありがとうございました!

 

▼雨で地面がぬかるんでいる「おもてなしフェスタ」会場…来年は実施会場を変更する予定です!

 

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