連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018開催状況-第8回

フィニッシュ後の競技場内での混乱(前半)

フード

函館マラソンのお楽しみとしてすっかり定着しましたね…何がって?もちろん「北海道朱肉メロン」です。2016大会からはじまったこのメロン提供は、くだもの社長、こと中川青果 中川社長からのご厚意=無償提供をいただいています。計画の段階では、緑の島エイドでの提供=フルの参加者にのみ配布予定であったのですが、「ハーフの参加者がかわいそうだ」というくだもの社長からのご厚意により、フィニッシュ後のハーフ参加者にも配られることとなったのでありました。

しかし、2016大会でのメロン人気は凄まじく、緑の島エイドとフィニッシュ会場の両方で、「メロン数量不足」という事態が発生しました。このため2017大会では提供個数を大幅に増やしていただき、緑の島エイドではほぼ全員に提供(※あと少しで食べられなかった方、ごめんなさい)。フィニッシュ会場は、提供時間をハーフ参加資格の「3時間」と設定して臨み、結果、3時間5分提供したのですが…我々のアナウンス不足が原因だと思います、「提供場所がわからなかった」、「食べられなかった」という声をなくすことはできませんでした。

このような経過を踏まえ、今大会では、エントリー開始前からwebサイトで「メロン:第12エイド(緑の島/フル)、フィニッシュ会場(12時頃まで提供)」と告知するとともに、参加者の皆さんに事前送付する「参加のご案内」にて、メロンの提供場所と提供時間帯を明記するなど工夫いたしました。また、メロンの配布個数自体も、くだもの社長からさらに増量(※昨年比3割増)していただき当日を迎えたのでありました。

その結果…アンケートなどでは、メロンについては「おいしかった」の声で埋め尽くされ、「品切れだった」、「わからなかった」という声は今のところごく僅かという状況です…ホッ。今回の増量により、メロンの提供は約束の時間を超えて3時間半にわたり提供できたことも大きな要因となったのでしょうね。

くだもの社長、いえ中川社長には、メロン提供にあたり、
・ギリギリまで、大会当日に一番おいしくなるメロンを確保せんと奔走し
・若いメロンには長年の経験に基づく追熟を施し
・熟成間近のメロンは暗所で保全
という、メロン専門家の技量を存分に発揮していただきました。本当にありがとうございました。また、今年も中川青果の従業員・ご家族 計10名超の皆様にメロンのカットと配布をご担当いただきました。重ねて御礼申しあげます。

…と、中川社長へのお礼を述べているうちに、タイトルの「フィニッシュ後の競技場内での混乱」について1行も書けておりませんので…もちろん次回へと続きます。

 


▲フィニッシュ後のメロン提供状況(10時40分頃撮影)

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