連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018開催状況-第2回

当日の大雨について

天候

昨年、一昨年と同様に、今回も毎日まいにち天気予報を気にしなければならない大会となりましたね…まあ、屋外を主舞台とするイベントを担当する者ですから当たり前のことですが。一昨年は「風よおさまれ!」と念じ、昨年は「もう少し涼しくなって!」と念じ、そして今年は…「雨よ降るな!」。

しかしながら我々の思いとは裏腹に、天気図には当地上空に重なる梅雨前線がはっきりと刻まれておりました。そのせいで天気予報は、大会1週間前の段階では「小雨」と思しきマークが付いており、「ま、小雨ならマラソン日和だよな」などと皆で呑気に話しておりましたが、その後は日々、「雨」→「曇り」→「雨」と変化し続けた後、大会2日前の金曜の段階では「土日は曇り」の予報が出て関係者皆、安堵。

しかし日付が土曜に変わると「日曜は朝方、少し降る」、土曜の朝には再び「日曜は曇り」と出て再び安堵、そして土曜のお昼には再び「雨」となって…でもまあ我々、2年前の暴風雨を経験しておりますので、多少の雨なんざビクともしない。それに強風の予報もないので安心しておりました。

ただ…残念なことに土曜の15時頃の予報では、「朝から昼過ぎまで雨、時おり強い雨」に変わったのでありました。

そこで直ちに、実行委員長および審判長と天候案件について緊急協議を行いました。マラソンはそもそも屋外を舞台とした「道路競走」ですから、台風や警報以外での中止はありえないこと(ただし雷は別)などを確認し、函館地方気象台の当日朝5時発表の天気予報を確認の上、直ちに開催可否について会議の上決定し、速やかに発表すること…などについて確認したのでありました。

そして当日朝5時に気象台に電話。「これから7時過ぎまで霧雨が続く」、「8時以降は一時激しい雨が降ることも」、「雨は終日続く」という厳しい宣告を受けて、それでも気を取り直してweb用の「開催します」の文面を状況にあわせて大胆に修正し、5時半からの実行委員長・審判長会議に臨んだのでありました。

会議において気象状況を報告、「やる」の結論を得て公表文面も裁可され、5時40分頃、webサイトとフェイスブックにて「やります」通知を発信したのでありました。

なおフェィスブックへの投稿に対し寄せられたメッセージをみると、皆さんこれから雨の中を走らなければならないというのに、沢山の方から我々運営サイドへのお気遣いをいただきました。また、沿道から応援する予定の皆様からも、ランナーへの激励が次々と寄せられて…そうしたコメントを確認しているうちに、不覚にもまた目頭が…ホント50を過ぎると涙もろくてダメですね。

 

▼大会当日 朝5時40分にwebで発出した「やります!」のご案内

■お詫び:大会当日は早朝からホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状況となりました。ネット環境によってはタイムアウトで読み込めなかった方もいらしたものと思われます。本当に申し訳ありませんでした。来年は、もちろん対策します。

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