連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018準備状況-最終回

結びに

はじめに・結びに

いよいよですね。

これまであれやこれや準備を進めてまいりましたが、それでもなお気になりますね…色んなことが。でもまあ気になる問題の原因を追求し、「①今できること」、「②将来的に解決すべきこと」、といった視点で峻別してまいりますと、「できない」ことって案外少ないですね(そもそも二択だし…)。

さて皆さん、函館マラソンの準備は整ってますか?

これまで何度もこの場で触れてまいりましたとおり、走らないのに「フルマラソン担当課長」である私は、ことある毎に「おれはロードバイク派だ!ふふ」などと強弁しておりましたが…実は過日、そのロードバイクを通じて私のもとに、またランナーの皆様との邂逅の瞬間が訪れたのでありました…と、大上段に構えた割には比較的しょーもない話を少しだけ挿し込んで、46回も書き連ねてまいりましたこのコラム、結びにかえたいと思います。

休日毎に道南近郊のマチを巡り、時に洞爺湖や羊蹄山一周、さらに積丹半島巡りなどを織り交ぜてながらも、主目的はペダルを漕ぐことではなく旨い昼メシを喰うことと思しき同年代のおじさん達が連れ立って、今ではそれなりに「トレイン(※まあ、この前の冬季オリンピックのパシュートみたいなものです。みんなで車列を連ねると空気抵抗が少なくなって後ろの人はラクチンになるというアレです)」を組んだりして、ぴっちりとしたジャージを着用しつつサングラスにヘルメット姿(※要するに以前の自分が見たら卒倒しそうなほど恥ずかしくてあり得ない姿)で突き進む私のロードバイクライフは、奇しくも「函館マラソン」と同様の歴史を重ね、このたびめでたく3年目を迎えたところです。

このロードバイク、実に楽しくて。何が楽しいって、連れ立つ仲間よりも次の休憩ポイントに早く着いた!とかダウンヒルでぶっちぎったとか(※ただし登りはからきしダメです)、そのような小さな勝負にこだわって一喜一憂するのが何とも痛快で。そしてまた休日毎の小競り合いに勝利せんと冬場も黙々とローラー(※室内練習器具)で鍛えるといった姑息な営みを重ねながら、春先のライドで仲間に対し「今年のオレは違うだろ!」的な示威行為に及ぶことなども、楽しみの一つですね(セコい…)。

そんな中、この7月1日が徐々に近づいてまいりましたので、なかなか「乗る」時間が少なくなってまいりました。夏場は暑くてローラーに乗る気分でもありませんから、そうですねほぼ一か月の間、乗らない日々が続きましたね。そんな練習不足の2週前のこと。予定していた土日の仕事が直前でキャンセルとなったことから、ここぞとばかりに仲間と、雨模様を睨みつつの行き当たりばったり近郊100㎞ライドに臨んでまいりました。

ただし心配なのは練習不足。まる一か月もの間、走っていないわけですから体力不足であるのは明白であり、我が脳内には鮮明に「皆の車列にくっついていけないの図」がイメージできていたのでありますが、いざ走り出してみると…これが予想外に結構走れたのでありました。苦手な坂道も皆から「少しだけ?」遅いカンジで乗り切ることができました。また、翌日の筋肉痛も存外に少なくて。

で、結論。マラソンもロードバイクも…積み重ねてきた練習は嘘をつきません!

賢明な皆様方のことですから、日々のトレーニングなどは怠りないものと存じますが、はっきりと申しあげて、その努力は報われます。ただし、逆もまた真なりで…。

それでもなお、この日曜までの2日間、できることは少なくないものと思われます。体調管理をはじめとする皆様にとってのマラソン最適化儀式を十分に重ねられたうえで、函館マラソンでは思う存分「実力」を発揮していただければ幸いに存じます。

皆様の努力の成果をお試しいただく安全なフィールドをつくりあげよ!と、このたび函館市医師会の本間会長から「日本一安全なマラソン大会を目指せ!!」という檄をいただいております(※本日付の函館マラソン・フェイスブック投稿をご覧いただければ幸いです)。そしてもちろんそのような大会となるよう準備に努めて万全を尽くしてまいりましたので、あとは当日の天候が気になるところですが、それさえも函館マラソンに参画する全ての関係者の総力をもって、マラソン日和となるよう念じてまいりましょう!

(文責)
函館マラソン大会実行員会事務局課長
(函館市教育委員会生涯学習部フルマラソン担当課長) 
 池田敏春

(追伸)
あと、どうでもいいことですが我がファミリーは今年も函館マラソンに全員参画です!就職ホヤホヤの息子はヒゲの生えていない友達とともに今年もフルマラソンの部に参戦、タイムはヒゲの生えていない友達の方が今年も早いものと思われます。二人して走るのは大いに結構なのですが、当方としては早く孫の顔が見たいものです。院生となった娘は緑の島で「本格的はこだて冷やし塩ラーメン」づくりを手伝うためだけの目的で東京から帰省、かみさんとともに3年連続の参画。今年も本格的うずらのたまごを朝から何時間も剥く係として大活躍し、マラソンのあとで感動的な名言「なんだか手からおいしい味がした」を発してくれるものと思われます。これも楽しみです。

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