連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017準備状況-第46回

平塚先生語録(その2)

コース

マラソンコースの「公認」を得るための検定調査の手法については、昨年の「2016函館マラソン準備状況 第8回」に詳述したとおりですが…要するにかなりシビアです。そのような検定調査をこれまで数多くご担当された「マラソンを知り尽くした男」平塚先生の語録、パート2です。

◆平塚先生語録(大会PRについて)◆
今年は函館マラソン、7月開催になったんだろ?/あ~、これからも7月アタマで固定するんだ/あれ、その時期のフルの大会ってあったっけ?ないよね…?/もうさ、函館は7月でも涼しいとか言ってないでさ、函館マラソンは夏のフルマラソンだよって打ち出してさ、ガンガンPRすりゃいいんだよ他にないんだからさ/夏のマラソンをみんな敬遠してさ、ほんで厳しいところで経験積まないからオリンピックとかで日本は勝てなくなったんだぜ

◆平塚先生語録(BIGニュースです!!!)◆
~実測調査終了後のこと~
先 生:この経路図とか色んな図面に英訳つけてくれない?
事務局:えっ/はい出来ますが/でもどうして?
先 生:あのさ課長、国際陸連の公認受けたくないの?
事務局:えっ(軽くパニック)
先 生:IAAF、アイ・エイ・エイ・エフの公認だよ?受けたくないの?
事務局:えっ/そりゃまぁ(でもちょっと何を仰ってるのか意味がわかりません…)
先 生:そりゃそうだろ課長/国際陸連の公認受ければこんなリストに載ってさ(※陸上競技ルールブック)/他とはレベルの違う大会になるんだよ/(ルールブックのリストを指差して)ほら、ここにマークがついてるだろ、こんなのに函館マラソン、載りたいよね?/載りたいだろ?/これに載れば外国人アスリートも見てさ、どんどん国際化されてさ、大会自体のステータスもどんどん上がっていくわけよ
事務局:でも先生、どうやれば?
先 生:そんなの心配いらないっての/このコース測ってるのオレだよ!/オレがいいって言ってるんだから
事務局:ははーっ(皆でひれ伏す)


平塚先生、コース計測後の集計状況を見守るの図

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2回にわたってお送りした平塚先生語録、楽しんでいただけましたでしょうか。最後のBIGニュースには我々、本当に驚いたのでありました。ということで、今回、皆さんが走破される函館マラソンのコースは、フル・ハーフともにIAAF公認コースです。

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