連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017準備状況-第20回

2017大会 実施要項決定!

競技運営

これまでのハーフマラソンに加え、新たにフルマラソンを同時開催するスタイルで実施した昨年大会ですが、この間「2016函館マラソン実施状況」でも書き連ねてきたとおり、当日は強風に曝され、それに我々運営側の不手際なども重なって、結果、ランナーの皆様には本当にご迷惑をおかけいたしました。

以来、我々は「あの日」諸々起きた事象をまずは冷静に受け止め、整理し、改善に向けた方向性を打ち出し、そのうえで関係する多くの皆さんとの協議を幾度も重ねてまいりました。より一層の高みを目指し、アツい思いでチューニングしてきた各種の改善策などについては、確実に次回大会に取り込んでまいります。

このような中、本日、函館マラソン実行委員会が開催され、まずは2017大会の「実施要項」がめでたく承認に至りました(※詳しくは1月18日付の新着情報「2017函館マラソン 実施要項決定!」と、文中リンクの「2017函館マラソン実施要項」をご覧ください)。2016大会からの変更点や改善策については、追って当ホームページ上で(話が長い私ではなく、若いスタッフが完結明瞭に)詳しく説明してまいります。

私からはポイントだけ…まずは「実施要項」について、2016大会からの大きな変更点を説明させていただくと…近い将来の1万人マラソン化に向けて、2017大会では
・スタート時の混雑低減に向け、ハーフ先行で10分間の時差式スタートを導入
  →スタートの混雑とスタート後のコース狭隘が大幅に解消されます
・フルの参加資格は5時間(今回「は」変更なし)、ハーフは3時間(10分延長)
とします。

また、エントリー終了後にご案内する「競技注意事項」の中には、
・服装は、顔全体を覆ったり、他のランナーや応援者を不快にさせたり、危険がおよぶものなどについては認めないこと
・携帯電話等の通信機器については、災害や緊急時に対応するため所持してもよいこと
などを盛り込む予定です。

もちろんこれまで「準備状況」で書き連ねてきた「適正なスタート空間の創出」をはじめ、エイドステーション、風対策、移動経路、コース関係事項、各種要望、そしてフードの充実などについては、当然事項として2017大会で実現させてまいります。

次回の函館マラソンは、確実に「よき大会」へと変貌を遂げたいと、そのように考えています。2017大会に向けて歩みを進めた函館マラソン、本年7月2日のその日まで準備に全力を尽くしてまいりますので、ランナーの皆様方におかれましては末永くおつきあいをいただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。

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