連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017準備状況-第10回

風対策

天候

さあ、いよいよ本丸「風対策」突入です。今、考えていることをダーっと列記しますね。

・キロメートル表示板(1㎞毎):とにかく「あの風」が再度襲来したとしても、何があってもコース脇に立ててみせます。最悪の場合は電柱などに括り付けることとします。ただし、その際は既存電柱の配置状況により正確な1㎞ポイントとならないことも想定されますが(誤差範囲は最大で20mほど)、これは立てないよりもマシということでご容赦ください

・各種表示板(トイレ、更衣室、荷物預かり所…など):これも同じく、何があっても最寄りのわかりやすい場所に配置します。電柱がなければスタッフが手で支えます

・救護所:「あの風」でテントが飛ばされそうになるなど厳しい状況に曝されたことから、テント設営方式ではなく大型の路線バスを借用し、車内レイアウトを工夫し救護所として活用します。日本初?の「モバイル救護所」の誕生です。

・荷物預かり所:降雨による荷物の汚損を防止するため、荷物ラックをシートで養生します。また、要望の多かった荷物袋についても(少しだけ)大きくします。なお大型荷物については、今回、有料で承っておりましたが、アナウンス不足もあり周知が図られていない状況も見受けられましたので、今後、周知徹底に努めます。あ、この場でもお知らせいたしますが、大型荷物については次回も荷物預かり所の特設コーナーにおいて一個600円(予定)にてお預かりいたします。

・トイレ:今回、「あの風」で設置できなかった公衆・仮設トイレおよび臨時借用した商業施設などの民間トイレの案内看板を確実に設置し、現実的な配置数とランナーの「トイレが少ない」という印象の乖離を是正します。また「コースから離れている場所もあった」という指摘を踏まえ、仮設トイレの設置については全般的に見直し、設置場所や設置数を、巨費を投じて大幅に増やします。

・おもてなし広場:次回は、土曜日のお昼過ぎから参加記念品を引き渡したいと考えておりますので、参加者の皆様には記念品の受領後にゆっくりと会場の雰囲気を楽しんでいただくため、「おもてなし広場」も開催日の前日からまったりと運営したいところですが…。今回、おもてなし広場は、「あの風」の影響をうけて開催中止を判断する一歩手前までに至りました。大型テントは風雨の影響を受けやすく、開催中止とした場合のリスクも大きいことから、風対策が構築できなければ実施しません。ただし、スポンサーブースや振る舞い会場などについては、たとえ小規模となっても設置したいと思っております。

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