連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2016準備状況-第21回

結びに

はじめに・結びに

過去20回にわたり連ねてまいりましたこの駄文、今回で最終回となります。先述したとおり、函館市でのマラソンは、平成3年の「函館ハーフマラソン大会」を契機として、これまで四半世紀にわたり継続開催されてまいりました。

私事で恐縮ですが、思い返すに首も据わらぬ生後2か月の身で湯の川温泉街の沿道から第2回函館ハーフマラソン大会(平成4年開催)を応援した我が長男、その後すくすくと成長し今では貧乏院生となった彼ですが、このたび首都圏からわざわざ友達やヒゲの生えてない友達?など計6名で「函館のフルマラソンに参加するから~」との一報が(※なお息子のタイムは5時間をぎりぎり切る程度、ヒゲが生えてない方の友達はサブ4で入賞経験もあるとのこと)。それはさておき…年月の長きと、その流れの早さには本当に驚きを禁じ得ませんね。

結びに。

函館マラソン開催までの道程は平坦ではありませんでした。ただ、そうした中にあって目の前の登り坂や下り坂を削ったり嵩上げして走りやすい道に仕上げてくれたのは、道南陸上競技協会の皆さんの「知見」であり北海道警察の皆さんの「ご支援」であり、さらに函館マラソン大会警備協力会の強面なお父さん達の「タフネスさ」であり、函館市町会連合会さんをはじめとする2千5百名を超えるボランティアの皆さんの「篤志」であり、北海道新聞社の皆さんの「発信力」、そして北海道並びに函館商工会議所の皆さんの「有言実行」と、何よりも函館商工会議所青年部の皆さんの「ぶれない心」だったのでありました。

このように多くの人々が介在してつくり上げられたこのたびの「函館マラソン」。

参加皆様にはマラソンと初夏の函館の魅力を存分にお楽しみいただければ幸いに存じます。そしてこの取り組みが次の四半世紀、そのまた次の…と永く続けられるように、皆様、これからも生涯スポーツたるマラソンを末永くご満喫いただくとともに、とりわけ函館マラソンに対しましては、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

(文責)
函館マラソン大会実行員会事務局課長
(函館市教育委員会生涯学習部フルマラソン担当課長) 
 池田敏春

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