連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2022準備状況-第8回

2022函館マラソンは開催します!

その他

函館では、4月21日に桜が開花し、長かった冬から解放され、ようやく春の訪れを感じる季節となりました。そのような中、昨日4月26日(火)に実行委員会を開催し、7月3日(日)に大会を開催することを正式に決定しました。

昨年、一昨年も、今年と同様に、新型コロナウイルス感染症の感染状況を見定め、開催可否の判断時期を4月下旬と設定しておりました。過去2年は中止の決定となってしまいましたが、今年は開催に向けて先へ進むことができ、ひとまずほっとしております。

開催可否判断のため、4月に入ってからの新型コロナウイルスの感染状況については、特に注視してきました。同時に、多くの大会関係者や医療関係者の皆様にもお話を伺いました。

市内の協力企業の皆様からは、
「今年こそは、是非開催してほしい」
「今のオミクロン株なら開催しても大丈夫ではないか」
「函館経済のためにも、必ず開催してほしい」
「マラソンが中止となれば、函館の街全体が再び暗くなるので、何としても開催してほしい」
などと、開催を切望する声が多数寄せられ、函館マラソンへの期待の高さを実感しました。

医療関係者の皆様からは、現時点の函館市内の状況等をふまえ、
「感染者数はなかなか減らないと思うが、現在の状況であれば、感染対策をきちんとしていれば、開催しても問題ないのではないか」
「新たな変異株が出現し、重症化リスクが高まるなどの状況の変化がない限り、感染対策を講じて開催するのは大丈夫だと思う」
などの意見を頂戴しました。開催を決定することに対して、否定的な意見は全くありませんでした。

また、お話を伺ったほとんどの方が口をそろえて
「東京マラソンは、まん延防止等重点措置が適用されている中でも開催された。函館マラソンも開催できる!」とおっしゃっていました。東京マラソンが開催されたことは、我々、市民マラソンを運営する立場の者にとっては非常に良い追い風となったと感じております。

このように、多くの方々の後押しに勇気づけられ…、昨日4月26日(火)に開催した実行委員会では、満場一致で7月3日(日)の開催を決定し、正式に発表するに至ったのであります。(なお、考えたくはありませんが、大会当日までの間に緊急事態宣言が発令されるような状況となった場合には、もう一度、実行委員会を開催して、開催するかどうかの判断をすることといたします。)

私にとっては、マラソン課長3年目にして初めて経験するマラソン大会の開催です。未知の領域ではありますが、本番に向け、ランナーの皆様が安心・安全のもと、函館の街を駆け抜けていただけるよう、事務局一同、鋭意準備を進めてまいります。引き続き、新型コロナウイルス感染症対策や競技の運営方針につきまして、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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