2025大会に向けて-第8回
完走メダルのデザインが決定しました
2025年03月05日
その他どうも。3代目マラソン課長です。
このコラムを書いている時点の函館は2月上旬に降った雪もほぼなくなり日当たりの悪い場所など一部に残っているのみとなっています。函館マラソンのコースとなる国道278号(漁火通り)では、朝晩や週末には練習に励むランナーを目にする機会も増え、日を追うごとにその数が増えているように感じています。また、先月18日(火)から開始したエントリーの受付につきましては、お陰を持ちまして順調に推移しており、新着情報等にもあるようにハーフ・フルを合わせて約5,600人と定員の約7割に達しており、特にハーフについては昨年同様にフルに先行して受付を締め切ることがほぼ確実な情勢で、フルについても申込期日を待たずに受付を締め切る可能性がありますので、函館マラソンへの参加を検討されている方は、ハーフ・フルともに早目にエントリーすることを強くお勧めします。
エントリーはこちらから
さて、2025大会のフルの完走メダルのデザインが決定しましたのでご紹介したいと思います。フルの完走メダルは2019大会から用意しており、2019、2022大会(2020、2021大会はコロナの影響により中止)はともに五稜郭をモチーフとしており、2019大会はメダルの形そのものが五稜郭をかたどったもので、2022大会は通常の円形のメダルのなかに五稜郭を表現したものでした。2022大会の完走メダルは、当初2020大会での使用を予定していましたが、新型コロナの影響により同大会を開催できるかどうかが不透明な状況であったことから、大会開催日を刻印しないイレギュラーなものとなりました。2023、2024大会は函館を代表する景観の一つであります「西部地区の街並み」をモチーフにしており、2023大会は教会群、昨年の2024大会は金森赤レンガ倉庫群でした。
この全てメダルを手にしている方は「日本一過酷なファンラン」を自称する函館マラソンのフルの部に2019大会から連続して参加し、全て完走をした強者ということになります。(どのくらいの人数になるのでしょうか。いつかは調べてみたい気もしますが、膨大な作業が予想されるので手を付けるのは難しいかもしれませんね。)
そして2025大会のデザインですが、ずばり「ともえ大橋」です。
「ともえ大橋」は、フルの部の往路30km過ぎと37km過ぎに2度通過する全長1924mの高架道路です。この道路は、眼下に見える青函連絡船記念館摩周丸、「臥牛山」と呼ばれる牛が寝そべったような函館山の全景、山麓に広がる街並み、港に設けられた緑の島や函館どつくなど広大な港の風景を見ることができる函館マラソン随一のビュースポットになります。一方で、コースの後半にあり、高低差も大きいため、疲労がピークに達しているランナーにとってはかなり厳しい区間になっており、函館マラソンのフルの部を「日本一過酷なファンラン」と自称することになる要因の一つでもあります。
こうしたフルの部を代表するポイントの一つである「ともえ大橋」は完走メダルのデザインとしてはかなりマッチしており、個人的にはかなりいい出来だと思っていますが、いかがでしょうか。