連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019開催状況-第24回

当日の交通と医療救護の状況について

競技運営

マラソン大会を開催することによって市内で大渋滞が発生したり、あらかじめ設定された交通規制の解除時刻を大幅に超過してしまったり…と、そのようなことがあれば翌年の大会開催の「是非」が問われることとなります。また、当日の開催を通じて参加者に「不慮の事態」が生じてしまうということ…これは、あってはなりません。

このように、「交通・警備」と「医療・救護」は、マラソン大会を開催するうえでの最重要事項なのですが…これらをよもや1回分のコラムで振り返ることができる日が来るとは…本当に驚くばかりです(※昨年大会の拙稿を見返しましたが、なんと3回にわたり書き綴ってますね)。

以下に「2019函館マラソン」における「交通・警備」と「医療・救護」に関する、大会後の反省会議の概要を記しますので、まずはご一読願います。

■交通・警備部門:重篤な交通渋滞は発生していない/様々な対策が功を奏し、年々良くなってきている/カラーコーンなどの交通規制用具の設置・撤去にあたり、スタッフが走りながら作業をしている姿に沿道から拍手がわき起こっていた/今回、15分早めて実施した「ランパス」は適切に運用できた/改善事項はあるが全て微細な修正で対応できるので対策を練りましょう(以上、交通関係機関)/会場までの往路・復路とも混雑はあったが、さらなる臨時便の増発で改善できる/タクシーは宿泊施設のフロント経由で予約をいただいた方が取りやすいので周知を(以上,公共交通機関)

■医療・救護部門:今年の大会は気温19℃と天候に恵まれた/そうした好条件も幸いしてか救急搬送はわずか2件にとどまった/ランナーは気持ちよく走れたものと思う/医療・救護については毎年の改善が功を奏し、今回もスムーズに運営できた/医療資機材は充実しているが「これがあったら便利」と思しき物品もある。導入を検討しよう/今後の課題は本部と各部門との情報共有の迅速化(電子化)。あるべき姿を検討していこう

ということで、2016年にフル・ハーフ同時開催の「函館マラソン」となって以来、4大会を経験してまいりましたが、マラソン大会開催の根幹をなす「交通・警備」と「医療・救護」の両部門とも、関係機関・団体から「お墨付き」をいただいております!

ただし、「それで良し!」と現状に留まったり,「ま,いいか…」などと小さな問題を放置したり改善の手を緩めたりするのは我々のスタイルというかポリシーというか、そんなのに反する気がしますので(※少なくとも私は)、とにかく色々と、要するに前向きに取り組んでまいりますねこれからも!この辺は常に進化していきたいですね!!!

▼美しく並べられたカラーコーンの図

▼スタート後 約1時間経過時点の医療本部の図

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