連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019開催状況-第8回

「暑さ対策」の成果は?

その他

今年の大会は暑くもなく寒くもなく、さらにスタート前にはほんの少しだけ雨が降り、それが都合良くコースに防塵効果をもたらして…本当に、これまでにない絶好のコンディションで開催することができましたね。

しかし、我々運営サイドとしては、高温多湿となった2017大会のことを忘れてはなりません!スタート時に25℃となったあの大会の経験があるからこそ、7月第1週=初夏に開催するマラソンとして、皆さんが安全快適に函館マラソンを楽しんでいただけるよう、これまで様々な「暑さ対策」を重ねてまいりました。

まずは今年、どんな施策を展開したのか列記しますね。
・シャワーの増設(3箇所→4箇所に)
・かぶり水の増設(5箇所→7箇所に)
・給水用ペットボトルの保冷(継続)
・エイドステーションを14箇所開設(継続 ※スタート・フィニッシュも含めると16箇所)
・スプレーエイドの増設(2箇所→3箇所に)
・氷提供エイドの新設(新たに4箇所で展開)

で、気になる評価ですが、アンケートなどの結果を概観すると、暑さ対策に関する配置や規模に関しては概ね好評でした。また、今年新たに4箇所で展開した「氷」については、
・氷に救われた/氷が嬉しかった/コーラに氷を入れて飲んだら最高
と、多くの方から好感触をいただきましたが、
・氷提供エイドをもっと増やして/一個のサイズが大きいから砕いて/体の冷却用としてはサイズが小さい/フィニッシュ後にクラッシュアイスが欲しい!
というご意見もいただきました。

また、今年増設した「かぶり水」については、
・ホースから直接掛けられた/激しすぎました…/ホースで全身にすごい量をかけられた/ウエアから靴からビチャビチャを通り越して途中で絞ったくらいです
という苦言を複数いただきました。この件、本当に申し訳ありません。

今年の「暑さ対策」、量的にはうまくいったと見てとれますが、質的には問題があったこと。恥ずかしながらそれをアンケートで知り…反省しております。また今年は、「異例」の過ごしやすい環境の中での大会開催となりましたので、量的にもこれでよし!とはなりません。

2020大会に向けては、運営マニュアルを見直すところから始めたいと思います。

▼「シャワーで手を洗っていた人、多かったよ!ふふ」という噂が飛び交った第12エイドのシャワーの状況(何しろ…メロン→海鮮丼→いかそーめん→冷やし塩ラーメン→手がべとつく→お!シャワーがあるぞ!…ということですね…お気持ちわかります)

▼氷提供エイドの状況

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