連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018開催状況-第36回

協賛金の動向(後半)

事業費の確保

これまで多くの企業や団体の皆さまにご面談の機会をいただき,函館マラソンをアピールしてまいりましたが…そのうえでご協賛にまで結びつく事例は…しばらくの間,動きがなくて難儀しましたね。だって我々,全国放送でテレビ中継されるよう大会じゃないですからね。メジャー大会に比べると媒体価値が低いことはわかっております。

このような厳しい状況における我々の訴求資源は何か?それは…ランナーの皆さんから頂戴した「大会100撰」や「市民マラソン10選」という評価です。要するに,ランナーの皆様から高い評価をいただいたことが,我々の「追い風」となっています。

出向いた先では「ランナーからの評価は高く~」とか,「全国評価で8位になって~」とか,あるいは「地域への経済波及効果は6億円弱」などと「追い風」のことを吹聴してまわっております。また,既にご協賛をいただいている企業・団体の皆様には「どうか増額を!」とお願いし,新規ご協賛の提案先企業・団体の皆様には「何れ日本一になる」と熱意(空手形?)をお伝えしております。

このようなパワープレイを協賛会の皆様方とともに波状展開しているうちに,昨今,
・函館の経済界のドンから,「ちょっとあの会社にお願いしてみるね!」と,地元の大手IT企業をご紹介いただいたり
・東京のご協賛先企業&日頃お世話になっている企業の重鎮の方々から,「函館マラソンを盛り上げよう」,「そのためには新たなスポンサーを俺たちで世話しよう」という夢のようなお話をいただいたり
・「マラソンで売り上げがあがった」との情報を耳にし,すぐさま「スポンサーランクのアップを!」ぐりぐりお願いして,複数社からOKをいただいたり
・「ウチら女性の出場割合が低いよな?じゃあ化粧品を頂戴してくるか!」と,無謀にも函館に工場進出している化粧品会社の本社に飛び込み,「いいわよ」とご了承をいただいたり
…といった嬉しいお話が舞い込んできています。

2019函館マラソンの開催に向けては,上記に加え,先述した「③経常経費を減らす」の効果も相まって,強固な実施基盤が整いつつあります。なお,これらは2019大会のwebサイトやポスター,さらには大会募集要項などに記された協賛企業のロゴをご覧いただくことで確認いただけますので,皆様方におかれましては,まずは1月下旬(たぶん24日)に更新する「2019函館マラソン」のwebサイトをご覧いただき,これも毎年のお願いで恐縮ですが,各企業のバナーをクリックして意気に感じていただければ幸いに存じます。

Twitter Facebook HatenaBookmark LINE