連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2016準備状況-第7回

エイド・フード協賛が続々と(その1)

フード

マラソンの魅力ってなんでしょうね。「走る」人に訊くと様々ですが、こと競技中であれば「やっぱりフードかな」という方は多いようです。そこで皆さん気になる函館マラソンのエイドステーションで提供するフードなどについて、順次紹介してまいります。

昨年1月、自らもランナーとして数多くのマラソンに参加している「くだもの社長」(※事務局の内部呼称)と初めてお会いした際のこと。氏からは函館マラソンへの期待が(苦言とともに)ガンガンと寄せられそれは次第にエスカレート、エイドステーションの話題に至ると最高潮に達したのでありました。そのような防戦一方の状況でしたが、事務局が苦し紛れに放った一言は、氏に会心の一撃を与えたのでありました。

事務局:「社長、そんなに言うならその果物、提供してもらってもいいんですけどね?」
くだもの社長:「提供って…え?」、「て・い・きょ・う…のことだよね?」、「…OKやりますよ」、「ウチはね、来年で創業百周年なんだから」、「バナナだ?ミニトマトだ?イチゴだ?こうなりゃ何でも出しますよ!」。
事務局:「(一同)感涙&握手」

このような経過で函館マラソンのエイドステーションでの提供物として、果物の部は、くだもの社長からご協賛をいただき、晴れて「バナナとミニトマトとイチゴ」に決定したのでありました。ただ、このお話しには後日談がありまして…。

くだもの社長:「いやーイチゴなんだけどさ…6月末頃って地元のイチゴが収穫終了期でさ」、「ちょっと困ってるんだわ」、「かわりにさ、その頃って夕張メロンがいちばんウマくなる時期なんだけどさ」、「夕張メロンでもいいかい?」
事務局:「(一同)感涙&握手」

ということで、函館マラソンの本番では、北の大地が育んだ旬の幸を、コース上でお楽しみください(※夕張メロンはフルマラソン35.8km地点の第10エイドステーション=緑の島でのみの提供となります)。

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