連載コラム 事務局の取組みや想いを綴ります

６月に入り、大会当日まで１か月を切りました。この原稿を書いている日の函館地方気象台発表の予想最高気温は２０℃に届かず、個人的には朝晩は若干肌寒く感じています。１月先の話とはいえ、ここまでくると一番の関心事は大会当日の天候になります。２０２４大会は、開始から終了時まで（大会終了後からの大雨で撤収作業は大変だったことが思い出されます）は好天ではあったものの、最高気温が２５℃を超える夏日となりランナーの皆様にとっては厳しいコンディションでした。２０２５大会では暑さ対策として「函館管工事業協同組合」さんご協力による「シャワーステーション」を配置することとしていますが、今年こそは、マラソン課長の最重要ミッションである大会当日の天候を「晴天かつ冷涼」にすることが実現することを期待したいところです。

さて、今回はランナーの皆様から、高い評価をいただいているエイドステーションについてご紹介します。今年も協賛社様などのご協力により昨年同様のフードなどをご用意いたしました。

【２０２５函館マラソン大会エイドステーション】

▶第４エイド（フル：14.1km）、第９エイド（ハーフ：18.4km フル：28.7km）
第４エイドと第９エイドでは「バナナ」と「ミニトマト」をご用意しています。第４エイドは、最初のフード提供地点、第９エイドはハーフのランナーにとっては最後の補給場所となります。

▶第６エイド（ハーフ：12.2km フル：21.5km）
第６エイドでは、「五勝手屋本舗」さんご提供による２０２５函館マラソン大会オリジナルパッケージのミニ丸缶羊羹と一口サイズの通好みと麦茶をご用意しています。

▶アミノバイタルステーション（フル：30.0km）
ここでは、「味の素」さんご提供のアミノバイタル®アミノショット®パーフェクトエネルギー®をご用意し、完走を目指し頑張るランナーの皆さんをサポートします。

▶第10エイド（フル：31.3km）
第１０エイドでは、「スナッフルス」さんご提供のチーズオムレット、「千秋庵総本家」さんのカステラ饅頭函館散歩、「北海道コカ・コーラボトリング」さんご提供の冷たいコカ・コーラをご用意しています。

▶第12エイド（フル：35.8km）
第１２エイドでは、函館朝市協同組合連合会さんご協力による「がごめ丼・ミニ海鮮丼」、「らーめん響HIBIKI」さんご協力による冷やし塩ラーメンをご提供します。２０２４大会では、冷やし塩ラーメンの提供で少し時間を要してしまった場面もありましたが、「らーめん響HIBIKI」さんも今回で２度目の参加となりますので、昨年の経験を活かしたスムーズな提供が期待できると思います。

▶フィニッシュ地点
フィニッシュ後には北海道産メロンをご用意しております。
２０２４大会では、１人１個とするオペレーションがうまく機能せず、終盤にゴールされた方にメロンをご提供できない事態が生じてしまいました。ゴールされた全ての方にメロンを提供するとお約束していたのにもかかわらず、不足を生じさせてしまい本当に申し訳ございませんでした。２０２５大会でも１人１個の提供が基本にはなりますが、万が一にも不足が生じないように十分な量のメロンをご用意させていただきます。

最後に、函館マラソンのエイドステーションでのフードの提供については、毎大会ごとにランナーの皆さまからいただくご意見などを参考に、試行錯誤を繰返してきました。フル・ハーフ同時開催した初回の２０１６年大会ではフード提供エイドはコカ・コーラの提供を含め４か所でした（現在は６か所となっています）。当時のフル35.8km地点にある緑の島には、チーズオムレット、カステラ饅頭函館散歩、海鮮丼、冷やし塩ラーメン、バナナ、ミニトマト、メロンを用意していました（もの凄い豪華なラインナップですね）が数量限定の品目も多く、提供を受けることができなかったランナーの皆さまから厳しいご意見をいただいたようです。こうした意見などを参考に、その後、フードの分散や増量、新たな品目の提供などを試しながら、コロナ禍による中断期間を経て、今の形となっています。決して今が最終形というわけではなく、より良いフードの提供を実現できるよう引き続きランナーの皆さまの声に耳を傾けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

次回コラムではゴール後にお楽しみいただく「おもてなしフェスタ」をご紹介させていただきますので、もう少々お待ちください。