連載コラム 事務局の取組みや想いを綴ります

２０２４大会まで残すところあと２日となりました。初めて経験する函館マラソンが目前にせまり、緊張感の高まりとともに、何とも言えない不安を感じているところですが、今さらあれやこれやとバタバタしても良いことはありません。ここまできたら事務局スタッフや運営に関わる全ての方々を信じるのみで、大会本番まで泰然自若としていようと心に決めた次第であります。

さて、２０２４大会は過去最多となる約８，７００人がエントリーされておりますが、フル・ハーフを同時開催とした２０１６大会以来、新型コロナの影響により中止した２０２０、２０２１大会を除き、毎年、国内外から本当に多くの方々にご参加いただく函館の初夏を代表するイベントに成長したのではないかと思っています。（これまで函館マラソンの運営に関わり、支えてくださった全ての方々の努力の賜物ですね）明日からは参加記念品の引き換えなども始まり、いよいよ大会本番を迎えますが、ランナーの皆様には日本有数の観光都市「函館」の風景や沿道からの途切れない応援、エイドステーション、フィニッシュ後のおもてなしフェスタでの食などを存分にお楽しみいただきたいと思います。

そして気になるのが大会当日の天候です。スタッフ一同、天候に恵まれることを心から祈っておりますが、こればかりは何とも言えません。気温が上がることも十分、想定されますので、ランナーの皆様におかれましては、レース中、各エイドステーションで十分な水分補給等を行うなど熱中症対策を心がけてください。万が一、体調が悪くなった場合などは絶対に無理はせず、安全を最優先に勇気をもって棄権をすることも選択肢の一つです。

また、函館マラソン当日は８時５０分頃から１５時頃まで大規模な交通規制を実施するため、市民や観光客の皆様には大変なご迷惑をおかけします。ご不便をおかけすることになりますが、安全・安心の大会運営にご理解とご協力をお願いいたします。そして可能であればコース沿道でランナーの方々にご声援をいただければランナーの皆様の励みにもなりますので合わせてご協力をお願いしたいと思います。数に限りはありますが、大会当日は、コース上の14のエイドステーションで、応援グッズとして「スティックバルーン」を配付しています。

函館マラソンコース図

最後になりますが、無事にこの日を迎えられたのは、エントリーいただいたランナーをはじめ、協賛企業・団体や交通規制にご協力いただいている住民・事業所のほか、競技運営や各エイドステーション、交通規制、医療・救護など、大会運営に関わっていただいている全ての方々のご協力のおかげです。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

（追　伸）
マラソン課長の最重要ミッションである大会当日の天候がいよいよ判明します。「晴天かつ冷涼、出来ればほどよい小雨」にすることはできるのでしょうか。
６月３０日の朝、目覚めると心地よい日差しが差し込み、窓を開けると爽やかな風が吹き込むなんてことが実現し、満面の笑みで皆様をお迎えできることを願っています。それでは皆さん、会場でお会いしましょう。

（文責）
函館マラソン大会実行委員会事務局課長
（函館市教育委員会生涯学習部フルマラソン担当課長）
岩　井　　丈