2017準備状況-第47回
ゴール後の移動について
2017年06月27日
会場運営実行委員会では、昨年大会の実施を通じて明らかになった問題点を改善するため、今大会では様々な対策を展開してまいります。例えば…㎞表示板など各種の強風対策をはじめ混乱防止に向けた10分間時差式スタートの導入/アナウンスや音響設備の充実など開始式の改善/沿道応援団の充実(3倍増)/コース幅の改善/5㎞ラップの完全導入/仮設トイレの大幅な増設/救護体制の再構築(テントをやめてバスを活用※風対策です)/エイドステーションでのフード提供「量」の拡大/荷物預かり所の雨対策や荷物袋の大型化/おもてなしイベントにおける振る舞いの全員提供…などです。
しかしながら抜本策の構築までには至らなかった案件もあります。それは、千代台陸上競技場からの、とりわけゴール後の移動にかかわる混雑緩和です。
ここで昨年大会を振り返ってみたいと思います。函館マラソンのスタート・フィニッシュ地点がある千代台公園内には、10時半頃からランナーが続々とゴールしてきます。その後、ランナーの皆さんは記録証を手にし、おもてなしイベントで振る舞いの品を楽しんだり着替えをした後、帰路へと向かわれるのですが…ここで問題が。市電(路面電車)が13時頃まで運行していないのです。理由は…13時頃までフルのランナーがコース上(昭和橋)の路面電車の軌道敷を横切る形で激走しているからです。
大量輸送機関たる路面電車が運行していないことで、昨年は続々帰路に就くハーフのランナーが千代台電停周辺や五稜郭地区のバス停に複層的に集中、皆様には大きな混乱をもたらしたのでありました。あらためてお詫び申しあげます。
このような状況を踏まえ、今年は「抜本策」として、函館マラソンの、あのコースだからこそ出来る斬新な手法での解決を試みたのでありますが…資料不足と私の説明力量不足により今回は採用が見送られたのでありました。皆様本当に申し訳ありません。今大会の状況を確実に記録保存するなどして資料を整え、必ずや来年、その「斬新な手法」が導入できるよう努めてまいります。
ただし、今「できる」対策は地道に導入してまいります。
①帰りの交通アクセスなどを的確にお知らせする「案内所」の新設
②電車代替の無料バスの運行拡充(※函館駅方面)
③駅前地区までの「徒歩マップ」の配布(千代台から函館駅前まで約2.5キロです)
④JRA函館競馬場による 千代台→競馬場 無料シャトルバスの運行(※私は「Kバス」と命名したのですが…採用されませんでした。どうぞ函館競馬もお楽しみください)
…うーむ、筆だけじゃ伝わらないですよね…今回は図面を添付しますね。