「2019大会参加の皆様からのご要望」と「事務局の回答」
2020年1月23日
参加ランナーの皆様からいただいたご要望について、事務局の回答や、2020大会での改善策をまとめました。長文ですが是非、お目通しください。
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「2019大会参加の皆様からのご要望」と「事務局の回答」
上段:ご要望
下段:回答
◆制限時間◆
フルの制限時間を5時間半から6時間に延長してほしい。
・友人を誘いづらい
・景観やエイドをもっとゆっくり楽しみたい
フルの制限時間は5時間半が妥当だと思うので、延長しないでほしい。
・質が低下する
・やりがいがあり、練習を頑張るモチベーションになる
制限時間が5時間20分では「短い」という多くの声を踏まえ、2019大会では市民理解を得て5時間半化が叶いました。その結果、ランナーの制限時間に関する満足度は、実に95%という高いレベルに達したところです。今後もランナーの声をお聞きしながら、制限時間のあり方を研究してまいります。
ハーフの制限時間を厳しくしてほしい。
・フルの先頭集団が走りにくい
・誰でも走れると思われるのが嫌だ
ハーフは今の制限時間のままでいい。
・無理しないペースで走れるので良いと思う
・友人を誘いやすい
フルとハーフのランナーが同走する区間にて、技術的に関門閉鎖の時間を分けることが困難であることから、ハーフの制限時間の短縮は難しい状況です。何卒ご理解ください。フルの先頭集団が走りにくいという点は、「エアー競技役員」の拡充(後述)など、コースのセパレートを強化します。
通過関門の制限時間と、次の関門までの制限時間や距離を表示してほしい。
ランナーの皆様が安心してレースに集中できるよう、分かりやすい表示の導入を検討します。
◆コース◆
フルとハーフの共用部分が狭い。
「フルは左側・ハーフは右側」のルールを守らず走行している人がいて危険。
走路の区分けを徹底してほしい。
フルの先頭がハーフの後方に追いついた際縫って抜けなければならず、走りづらい上に危険。
フルの先頭ランナーが来ることを知らせて、ハーフのランナーを右に寄せる先導車が必要。
当大会はフルのコースのうち約半分がハーフとの共用区間で、「フルは左側・ハーフは右側を走行」としています。しかし、フルのトップランナーがハーフの後方選手を追い越す際、混乱が生じることが2018大会の課題でした。
2019大会では新たにランナーの頭上からコースセパレートを促す「エアー競技役員」を導入し、導入場所では良好な結果が得られました。2020大会ではこれをさらに拡充し、ストレス無く走行いただけるよう努めてまいります。
フルの部を先にスタートさせてほしい。
フルの部を先行スタートさせた場合、湯の川のハーフ折返しポイントでの合流数が増加し、混雑が顕著となることが想定されることからハーフ先行としています。ご理解ください。
◆エイド◆
ゴミ箱をもっと先(離れた場所)にも置いてほしい。
いただいたご意見を参考に、ゴミ箱の配置を最適化いたします。
羊かん1本は食べづらいのでスライスしてほしい。
羊かんは1本丸々の他に、スライス版も用意したのですが…このようなご意見をいただいたということは、案内に問題があったものと捉え、「より分かりやすく」を目指し、表示や配置を改善させます。
ドリンクの提供順を、スポーツドリンク→水の順にしてほしい。
これまでの大会実績をふまえ、多くのご意見を頂戴した中で最適化を図り、現在の「水→スポーツドリンク」の順となっておりますので、ご理解ください。
氷を出していただき非常に助かったが、
①口に含むには少々サイズが大きかった
②体を冷やすには少々サイズが小さいと思う
氷の提供サイズは、冷却用・飲料用など様々な用途に最適なサイズ一種類とさせていただきました。
かぶり水の提供方法を見直してほしい。勢いよくかけられたり、全身にかけられたりして不快。
大変申し訳ございませんでした。提供マニュアルを見直し、スタッフにも留意を促します。今後このようなことがないよう、「必ず」改善いたします。
◆トイレ◆
①スタート地点(競技場)の仮設トイレが少ないので増やしてほしい
②競技場内にたくさんトイレがあったので困らなかった
2019大会当日は、長い行列が発生したトイレがあった一方、非常に空いていたトイレもありました。案内不足からお待たせした皆様、申し訳ございませんでした。現在、トイレに関する案内や、仮設トイレの配置数を抜本的に見直しております。2020大会では問題を解決させます。
後半はもっと少なくても良いので、前半にトイレを増やしてほしい。
コース上の仮設トイレは、2019大会の実績をもとに、配置数をさらに調整いたします。
女性専用トイレにサニタリーBOXがなくて困った。
ご迷惑おかけしました。2020大会では設置します。
◆医療◆
足がつった際に対応していただきありがたかった。また、沢山の救護スタッフを見かけたので安心感があった。
救護所やコース上には、医師、看護師、理学療法士、柔道整復師、救急救命士を含む消防職員など多数の医療・救護スタッフを配置し、各々が連携して「安全・安心のマラソン大会」づくりに取り組んでいます。今後も、ランナーの皆様の安全を守るため万全の医療・救護体制を整えてまいります。
◆荷物預かり◆
荷物預かりに長蛇の列が発生しており、スタート前の貴重な時間が削られてしまった。
混雑緩和に向けて、改善をしてほしい。また、手荷物受け取り後の動線も改善してほしい。
荷物預かり時に発生した長蛇の列については、入口部を改修し、さらに動線を2系統にすることで改善できる見込みですが、同様に発生したトイレの混雑問題、さらに受け取り後の動線の問題もあり…実のところ2018大会の多目的広場に戻すことも含め、現在迷っております。もう少し時間をください。
◆ウェブサイト◆
①課長のコラムは面白いですが、その2にならないよう簡潔にまとめましょう
②マラソン課長のコラムいつも楽しみにしています!
課長コラムが「長い」というご意見が3件、「もっと長くても良い」というご意見が4件ありました。よって、多数決でこれまで通り執筆させていただきます(と課長が言っております)。
とはいえ情報はコンパクトに分かりやすくお伝えするのがベストですから、皆で当人を指導します!今後とも是非ご覧いただき、函館マラソンに向けてモチベーションアップのお役に立てば幸いです(重要な情報は、新着情報で分かりやすくお知らせいたします)。
◆開会式◆
開始式が始まってもトラックでアップしている人がいるので、早めに整列を完了させるべき。また、早めに整列しても前から入ってくる人がいる。
我々もそのように思っております。この問題を撲滅するため、2020大会では知恵を絞り様々な工夫を加えるつもりです!
◆おもてなし◆
おにぎりが少し固かった。
2018大会では1000セットご用意した「おにぎり&カールレイモンソーセージ」が一番人気となり、いち早く品切れになったことから、2019大会では倍の2000セットを用意して臨んだのですが…炊飯量が一気に増えたことで一部の炊飯器に不調が生じ、そのことで一部に固いおにぎりが提供されてしまったようです。申し訳ございませんでした。今回の反省として、2020大会では無理せず、数量は1000セットに戻し、まずはあの「おいしいおにぎり」を皆様にご提供できるよう頑張りますので、是非ご確認ください。
「燃やせるゴミ」と「ビン・缶・ペットボトル」のゴミ箱しか配置されていなく、燃やせるゴミのゴミ箱にプラスチックゴミを捨てている方が多くいた。2分別のみというのはエコ意識が低いと思う。
ゴミが溢れているゴミ箱があった。
函館市では「きれいに洗い流せなかったプラスチックゴミ」は「燃やせるごみ」に分別します。そのため当大会では、プラスチックゴミは「燃やせるごみ」として捨てていただきます。市の分別ルール上問題ございませんので、ご理解ください。
ゴミ溢れの対策としては、紙コップ専用ゴミ箱(下図)を導入します。
今後とも、きれいな会場作りにご協力をお願いします。
品切れで、食べたい振る舞いメニューが貰えなかった。
申し訳ございませんでした。2019大会の実績を踏まえて、人気メニューの提供数量を最適化します。
がごめ汁の最後尾が遠かった。並び方を改善して欲しい。
2020大会では、がごめ汁の供給方法を改善し、迅速に提供することで長い列が発生しないようにします。どうぞ現場でお確かめください。
家族や友人など同伴者も楽しめる出店がほしい。
前日のイベントや出店が少なく寂しい。
2020大会では出店を増やすべく、現在多くの方々と協議を重ねております。大会のさらなる盛り上がりを目指し、活気ある会場づくりに努めます。
◆メダル◆
①素敵なデザイン
・良い記念になった
・エントリー料を上げていただいても構わないので、ハーフでも完走メダルが欲しい
②メダルは不要
・その分エントリー料を安くしてほしい
・資金を他の部分に充てるべき
フルマラソン完走メダルは、「日本一過酷なファンランを走破された勇者に完走メダルを贈呈したい!」、「でも資金が…」という我々の悩みを拾い上げてくださったプラチナスポンサー社のご厚意により実現しました。そのため「メダルはいらない」と言われましても、エントリー料を安くすることはできませんのでご理解ください。
五稜郭を型取った2019大会完走メダルは、多くの方からご好評をいただきました。メダルをゲットしたい方は、ぜひフルの部へご参加ください。
◆応援◆
ベイエリア付近の応援のボリュームや内容が不快だったので改善してほしい。
ご指摘を多数受け、関係団体と音量や内容について打ち合わせをいたしました。来年はあの場所が皆様にとっての励ましと癒やしの場となると確信しておりますので、ぜひとも2020大会にご出場いただき、現地でご確認ください。
①フィニッシュ後のハイタッチは良かった。元気を貰えた
②ハイタッチの学生さんたちが積極的に手を出してくれなかったので少し悲しかった
ハイタッチとメダル贈呈をお願いした白百合学園高等学校の皆さんに伺ったところ、初めてのハイタッチに「戸惑った」「少し恥ずかしかった」との声が少なからずありましたが、その一方で8割を超える学生さんから「またやりたい!」という感想が。嬉しいですね!来年は元気なハイタッチをご期待ください!
◆アクセス◆
交通機関を充実させてほしい。
・無料シャトルバスを出してほしい
・路面電車が満員で乗れなかった。増発してほしい
・バスの利用者が少なく、空いているのでPRするべき
アクセスについては、特に函館駅前・大門エリアからのランナーの輸送について要望が多く寄せられました。改善に向けて現在、関係機関と協議を進めております。少しでも皆様のストレスが解消できるよう、取り組んでまいります。
◆宿◆
宿探しが大変。
ホテル代が高い。
今年も宿泊施設に対し、応援「宿」企画への参画を働きかけたところ、「予約、受け付けます!」という声が数多く寄せられております!
また、宿泊オフィシャルサプライヤー(JTB)が斡旋する宿の宿泊料金の上限額をさらに引き下げるなど、皆様がより「手軽に」、より「適正価格」で宿泊先を確保できるようサポートさせていただきます(詳細については、新着情報やFacebookにて今後発信していきますので、ぜひご覧ください)。
◆その他◆
ゼッケンに氏名・年齢を入れるのをやめてほしい。
・ゼッケンに「函館マラソン」の表記があれば、SNSにアップする際嬉しい
・県名や国名を入れて欲しい
2020大会に向けて、現在ナンバーカードのデザインを校正中です。マイナーチェンジとなる予定ですが、新デザインが決まりましたら改めてお知らせいたします。
ゼッケン留めの穴が小さく、ゼッケン留めが使えない。
安全ピンではなくゼッケン留めを利用する方が多いので、穴を大きくしてほしい。
その穴、大きくします!
記念撮影用のパネルを用意してほしい。
スポンサーブースで展開されておりますので、どうぞお立ち寄りください!
マラソン課長大好きです。
「まいったな~」(と言っておりました。)