「2017大会参加の皆様からのご要望」と「事務局の回答」
2018年2月2日
2017大会参加ランナーの皆様からいただいたご要望について、事務局の回答や、2018大会での改善策をまとめました。長文ですが是非、お目通しください。
【印刷用・PCで見やすい】PDF版はこちらをクリック→ご要望と回答1805
…
「2017大会参加の皆様からのご要望」と「事務局の回答」
上段:ご要望
下段:回答
【青字】2018年5月追加回答
◆スタート時間◆
ハーフとフルの時間差は10分では足りない。
(ハーフの遅いランナーにフルの早いランナーが追いついてしまう。ハーフとフルのランナーが衝突してしまう。)
フルの陸連登録ランナーをハーフの一般ランナーよりも先にスタートさせるべき。
「フルは左側走行・ハーフは右側走行」にご協力いただけるよう、さらなる周知に努めます。
特にレース序盤のフル・ハーフ混合区間では、現場での案内誘導を徹底します。
スタート時間をもっと早くしてほしい。
(暑くなる前に走りたい。当日中に帰る飛行機に間に合わない。)
スタート時間をもっと遅くしてほしい。
(朝イチの新幹線で函館に向かっても到着ギリギリのため。)
アンケートなどの結果を踏まえ、現状で最もニーズの高いスタート時間を採用しておりますので、ご理解いただければと思います。
◆制限時間◆
フルの制限時間が短い。
(あの暑さの中、現在の制限時間では厳しすぎる。エイドや景色を楽しむ余裕がない。)
フルの制限時間は6時間が適切。せめて5時間半にしてほしい。
近い将来の制限時間延長に向けて、まずは円滑な大会運営を重ねてまいります。その先には必ずや6時間マラソンがあると信じて一歩一歩前進してまいりますので、当面は「日本一過酷なファンラン」ということでご理解願います。
◆コースの幅員◆
フルとハーフの混在するコースは狭く、エイド等での衝突が多発したため、安全対策をしてほしい。
エイドステーションの最初のテーブルにランナーが集中してしまわないよう、アナウンスやプラカードなどで分散を促します。なお、短時間で多くのランナーが通過する亀田川沿いの第9エイドステーション(※旧第7エイド)については、コースの両側にテーブルを配置し、フルとハーフを分離して提供いたします。
◆トイレ◆
全体的にトイレの個数が少なく、待ち時間がかかった。
競技場のトイレが少ない。
2017大会では、野球場など、競技場に隣接する施設内トイレに関する皆様への案内が不十分で、利用されていないトイレが多数ありました。そのため、スタート・フィニッシュ地点の仮設トイレを増設したのにもかかわらず、待ち時間が生じました。
2018大会では、仮設トイレをさらに増設するほか、隣接施設内トイレの利用を促し、ストレスの低減に努めます。
トイレの案内が不十分、トイレまでの距離が分からない。
2018大会では、コース上には「次のトイレまで○○m」というような距離を表示したトイレ看板を設置いたします。
【2018/5/24追記】
次のトイレまでの距離表示はフルマラソンを基準といたしますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
◆救護体制◆
コース上にスプレーを用意してほしい。
2018大会では、コース上とフィニッシュ後に「スプレーエイド」を設置します。
ゴール後に足をつっている人たちへのフォローが不十分。
フィニッシュ地点付近に搬送員を多数配置し、体調不良者への目配り・声かけに努めておりますが、より一層、強化してまいります。
◆エイド◆
前半にもう少しフードがほしい。
緑の島に目玉となるフードが集中しすぎている。
2018大会では一部のフード(具体的には五勝手屋本舗様から無償提供いただく羊かん)をコース中盤のエイドステーション(ハーフ12.2km、フル21.5km地点)で提供いたします。「コースの前半でもしっかり栄養補給したい!」とのご要望に応えます。
走ってる最中にラーメンや海鮮丼は胃がやられる。
ゴール後のおもてなしで提供すべき。
フルの部では函館ならではの補給食として「塩ラーメン」や「海鮮丼」などを提供しております。他にないこうした特色こそが函館マラソンの醍醐味だということで、ご理解願います。
なお、今年もフィニッシュ後の「おもてなしフェスタ」会場で北海道らしい食の「振る舞い」を行いますので、どうぞご賞味ください(「イカめし」や「じゃがバター」、「おにぎり←今年はバージョンアップ予定」などから1品、さらに「みそ汁」や「牛乳」については全員)。
【2018/5/24追記】
振る舞い品の「おにぎり」のバージョンアップとは…
↓
おにぎりにソーセージ2本を添えてボリュームアップさせます。「函館マラソンランチセット」の名称で、選べる振る舞いの中の1品としてご用意しますのでお楽しみに!
また、「タイム重視だからフードは食べられない」という方向けに、フルの第12エイド(緑の島)では新たに「本格的はこだて冷やし塩ラーメンのスープ」を用意します!
フルではメロンをエイドで提供しているが、食べる時間はとれない。
ハーフ同様に、フルのメロンもゴール後に提供すべき。
フルのランナーで、概ね3時間以内でフィニッシュされる方には、ハーフ向けのメロンをご賞味いただけます(フィニッシュ後のメロンは、ハーフの部の参加資格である3時間を目途に提供しております)。そんなに早くフィニッシュできない…という方は、申し訳ありません、メロンはエイドステーション(緑の島)でお楽しみください。
なお、2018大会では提供するメロンの総量がアップします!(※「くだもの社長」が増量の宣言をされています!)
飲み物がぬるかった。摂取したら逆に具合悪くなった。
冷えたドリンク(水・スポーツドリンク)提供への要望が寄せられた一方で、冷えすぎたドリンクを提供することによる体への負担も考えられますので、適温を追求してまいります。
羊かんがコース上に捨てられていて勿体ない。
1本そのままではなく、小さく切って提供したり、ゴール後に提供した方が良い。
五勝手屋本舗様と打ち合わせしました。2018大会では「函館マラソン オリジナルラベル」の丸缶羊かん1本そのままと、スライスしたものと2パターンで供給します。
コカ・コーラが既に無くなっていて、心折れそうになった。
コカ・コーラを無償提供いただいている北海道コカ・コーラボトリング社様と協議(ひれ伏してお願い)し、2018大会では十分な提供量の確保に努めます。
◆おもてなし◆
振る舞いブースの場所が分かりにくかった。
ハーフのメロンがどこにあるのか分からなかった。
2018大会では、振る舞いブースやメロン提供場所を含むフィニッシュ後の動線を簡素化します(ナンバーカードとともにお送りする「大会案内」で詳しい会場図をお知らせいたします)。
また、会場内にランナーからのお問い合わせに対応するためのインフォメーションブースを設置いたします。
ゴールが遅い人は楽しむ時間が無かった。
函館マラソンのフィニッシュの制限時間(閉鎖時刻)は14:30に設定しております。一方、振る舞いブースを含む「おもてなしフェスタ」については15:30まで開催いたしますので、どうぞ多彩な振る舞い品をお楽しみください。
牛乳が貰えなくて残念。
2017大会は冷たく美味しい牛乳の人気が想定以上に高まり、一部のランナーの方々には残念な思いをさせてしまいました。2018大会ではランナーの皆様全員に確実に味わっていただけるよう、スタンプ制を導入いたします。
盛り上がりに欠けていた。
ランナーの皆様や、応援で来場されたご家族・友人の方にも楽しんでいただけるイベント会場となるよう工夫してまいります。
◆荷物預かり◆
受け渡しに時間がかかりすぎる。
自分で荷物を置くので、セキュリティに不安がある。見張りが少ない。
2017大会では、手荷物預かり所に長蛇の列ができました(申し訳ありませんでした)。
2018大会では、荷物の受け渡しを改善するほか、防犯カメラの設置など、あわせてセキュリティも強化します。
有料と無料の区別がつかなかった。
「無料」と「有料」の区別がはっきり分かるよう、看板表示などを工夫します。
なお、無料手荷物預かり所では、事前にナンバーカードとともにお送りする専用荷物袋(70㎝×50㎝)に入る範囲の手荷物をお預かりいたします。専用荷物袋に入らない荷物については、ヤマト運輸様の有料サービス(500円)をご利用いただけます。
◆ウェブサイト◆
ごちゃごちゃしている、新着情報が見づらい。
大会ホームページをリニューアルしました。各コンテンツを整理し、ランナーの皆様が必要とする情報を分かりやすく提供できるよう工夫しましたが、いかがでしょうか?
スマートフォンやタブレット端末でも見やすいページレイアウトを採用いたしましたので、すみずみまでご覧いただければ幸いです。
コース図が見にくかった。
「フルマラソン向け/ハーフマラソン向け」と情報を分けて整理したコース図を作成いたします(ナンバーカードとともにお送りする参加案内書類に同封します)
【2018/5/24追記】
コース図をフルマラソン用・ハーフマラソン用に分けても、見やすさの向上には繋がらなかったことから、大きく拡大したコース図を参加案内書類に掲載することにしました。
◆参加料◆
参加料が高いわりに記念品が良くなかった。
記念品にお金をかけなくてもよい。
参加記念品については毎回、多くの皆様に楽しみにしていただいております。事務局一同、皆様にどんな品物が喜んでいただけるか…毎年頭を悩ませております。2018大会に向け、参加される皆様にとって記念になる品物を選んでまいります。なお、2018大会の参加記念品は2月上旬頃に大会ホームページで発表します。
【2018/5/24追記】
今年の参加記念品は、ネックウォーマーと伸縮素材ランニングポーチです!
リタイアした人へのタオルが粗末で、同じ参加料を払っているのに不公平感がある。
当大会では完走された方への栄誉を讃える「完走賞」として大会オリジナルの「フィニッシャーズタオル」をご用意しておりますので、ご理解をお願いいたします。(※リタイア後に収容車両に乗車した方には、実用品として無地の既製品タオルをお渡ししております。)
交通費や宿泊費がかかるため、大会参加料をもっと安くしてほしい。
街なかを走る函館マラソンは、多額の交通規制関係費などを要する都合もあり、各方面の協力を仰ぎつつ収支ギリギリで大会運営しています。参加料の値下げは難しい状況です…ご理解ください。
参加料以上のご満足をいただけるような大会づくりに努めてまいりますので、そうした地域をあげての意欲を、ぜひとも函館マラソンの参加を通じて感じていただければ幸いです。
◆沿道応援◆
場所によって応援が少ないところがあった。(海岸沿いやフルマラソンコース)
応援が物静かで元気がない。
太鼓やねぶた等のパフォーマンスでエールを送る「オフィシャル応援団」は、2017大会では団体数が3倍以上に増えました。2018大会でも、引き続き応援団の充実に向けて種々工作し、賑やかな沿道となるよう努めます。
また、沿道からのエールをよりアツく、より強くランナーの皆様にお届けするため、新たな応援グッズを作成します。応援する方も楽しめるようなグッズを考えています。
(以上 2018年2月2日公開、5月24日更新)