連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2021準備状況-第4回

マラソン課長「解任」から半年が経過して…

その他

本日は10月1日ですね。前マラソン課長、突然の異動からちょうど半年が経過し、そろそろマラソン次長としてコラムを書きたくてうずうずしていることと思いますので、満を持して、登場していただきたいと思います。(次長…スペースには限りがあります。長くなったので2回に分けるわ…なんて言わないでくださいね。)

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前略 ご無沙汰しております、もとマラソン課長です。

さて、皆様には本年4月2日付のコラムでお知らせをしておりましたとおり、その日をもって私、いきなり「断筆宣言」をしたわけでありますが、当時の心境としては、
・オレの机は、たった5m横に動いただけだ
・「次長」って…引き継ぎでは「忙しいから」と言われたものの、自分で手を動かしてグイグイ仕事を進めるわけでもなし…だからコラムは続けられるはずだふふ
などと気軽に思っていたところであり、現に4月上旬の段階で、新シリーズ「2020函館マラソン準備状況・シリーズ2」の「はじめに」と第3話までを、呑気にスラスラと書き上げていたのでありました(※公開できなくて残念です)。

しかし、それから間もなくの4月17日のこと。コロナ禍対応として北海道において「緊急事態措置」が発出され、以後は…4月から私の守備範囲となった博物館、図書館、市民会館などの社会教育施設や市民プール、陸上競技場などスポーツ施設の休館対応等が重なり…そこからはもう、コロナ対応に忙殺されてきた感じですね。

がむしゃらに、新型コロナウイルスという「見えない敵」と対峙してまいりました。徒労感に包まれることが多く、また、「何かを成し遂げた」という達成感こそ少ないものの、約半年がたった今、イベント等の開催制限の緩和などもあり、ごく近い将来の安全安心な世の中づくりに向けて、少しは貢献できているかも…という思いはしております。

さて、私には現在、もう一つの肩書きが加わっております…それは「世界遺産推進室長」(※こちらの方は、頑張っている文化財担当の皆に迷惑をかけないよう努めながら、来夏の「北海道・北東北縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けて、日々、祈るような気持ちで書類にハンコを押し続ける日々です)。

一方、私の、もう一つの守備範囲である「函館マラソン」については、この間、自席の横のミーティングテーブルで日々展開されるマラソンスタッフの打ち合わせ内容に耳を傾けながらも、「できるかぎりクチを挟まないぞ!」と心に念じておるのですが…皆が協議している内容があまりにもオモシロすぎて…本当に「あ~マラソン担当に戻りたい!」と思うこと多き日々を過ごしております。

ということで、折角ですから4月上旬に書いた、まぼろしの「はじめに」を、この際ですからご紹介させていただいて、またしばらく筆を置きたいと思います。皆様、函館マラソンを今後ともよろしくお願いいたします。

はじめに(※令和2年4月13日 もとマラソン課長筆)

2016大会の準備段階から書き連ねてきたコラム「前略 マラソン課長より」ですが、4月1日付の人事異動により書き手たる私自身が「マラソン課長」の座を解任されてしまいましたので、先日、「一旦」この場を結ばせていただいたところです。

しかし…昨今、新課長とともに関係先を挨拶回りする日々にあって、行く先々で「コラムど~するの?」、「本当は続けたいんでしょ?」、「ってか、続けなさい!」という声を、これはもう大いなる期待とともに頂戴すること多々ありまして…。また、全国のランナーの皆さんからも、eメールやお電話、そしてSNSを通じて「続けて」コールを沢山頂戴しております。

このような声を頂戴することは、正直に申し上げてまんざらでない感じもいたしますが、とはいえこれまでとは5m横にスライドした新たな場所に着任した私、新たに「生涯学習と芸術文化」、「スポーツ」、「文化財」などが守備範囲となりました。だからマラソン一筋のこれまでの状況とは…だいぶ違う感じで取り組まねばならないようです。そしてこれらの各部門は何れも「楽しい仕事」が沢山あり、正直、腕が鳴る感じであります。

そんなこんなで…人間に与えられた1日は24時間ですから、皆様に「書け!」と言われましてもなかなかそこに時間を割くのは難しいよな…と、実のところ諦めていたのですが、よくよく考えると、マラソン課長時代も自席で原稿を書くというのは稀で、多くは家の居間で横になりながらスマホでシュッシュと、そりゃもう女子高生並みに素早くフリック入力で原稿をスラスラ書いていたわけですから…まあ、あまり肩肘を張らずにもう少し続けてみようかなと思った次第。

書こうと思った動機はもう一つあって…もちろん昨今の新型コロナウイルス感染症による2020函館マラソンの対応に関して、すこしの間だけ皆さんへの「連絡役」となった方がいいかも?という自負と、2021以降も末永く続いてゆく函館マラソンに、この危機的状況に際しても一つの傷すら与えないこと、そして近い将来日本一になるための礎を強固にすること、そうした野望を実現するため、老兵ですが再び筆を執ることといたしました。

ということで、この難局の峠を越すことができた段階で、わりとあっさりまた筆を置くこととなるでしょうが、そのときには私よりも少しだけいい男である新・マラソン課長がこの場を引き継いでくれるものと確信しております(※仕事ぶりをみていると、すぐさま「私クラス(←意味不明)」になるはずです!)。ではエンジンを再起動いたします!

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