連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2019開催状況-第26回

結びに

はじめに・結びに

3日前の今週月曜に当ウェブサイトの「新着情報」などでお知らせいたしましたが…函館マラソンは、このたび公益財団法人 日本陸上競技連盟の「後援」をいただける運びとなりました。現状は「内定」ということで、正式には3月に開催される同連盟の理事会で決定されるとのことですが、同連盟の後援大会となっている全国有数の超メジャー大会の陣容を横並びで確認するとき、我々関係者一同は、皆で大いに喜ぶのと同時に、同連盟の後援を得るに相応しい大会に「なるぞ!」、「ならなければ!」ということで、今一度気持ちを引き締めているところです。

この件、新聞紙上では「1万人規模へ成長の弾みに」という華々しい見出しでご紹介いただきましたが、その前に、我々には成すべきことがあると思っております。

それは…2019大会のあの日、あの時、我々がマラソン会場に置き忘れたままとなっているあの「悔しさ」や、「まだまだ改善できるぞ」といった思いの数々、すなわち「函館マラソン」となって4回も大会を重ねてきたというのに、未だ多くの問題を解決しきれていない運営上の拙さを、とにかくきちんと摘み上げて、磨き、2020大会において皆様のもとに最適化した状態でお届けすることだと考えています。

具体的には、このコラムで振り返りをしてきたとおり、
・同行者も楽しめる要素の付加
・「荷物預かり所」の混雑解消
・開会式の短縮
・フルとハーフの同走対策
・トイレの混雑解消
・エイドステーションの安全対策
・かぶり水の適正運用
・宿泊施設(確保&料金)対策
・おもてなしフェスタの振る舞い品の数量適正化やメニューの見直し
・会場まで(から)の移動にかかわる混雑解消
…など、まだまだやるべきことはありますね。

いつまでたっても成すべきことは減ってまいりませんが…でもまあこうしたことだけを常に考えていられる立場、要するに好きなことを好きなように考えられる立場というのは、実のところ恵まれた環境だよな…などと、最近、つくづく思っております。

ということで、引き続き皆とともに頑張ってまいりますね!何しろ「2020函館マラソン」は5回目の大会であり、そしてハーフマラソンの時代にまで遡ると30回目となる記念すべき大会なのですから。

(文責)
函館マラソン大会実行員会事務局課長
(函館市教育委員会生涯学習部フルマラソン担当課長)
池田敏春

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