連載コラム 事務局の取組みや想いを綴ります

いよいよ大会まであと２日ですね。本当にもう、悪いことはいいませんから、「総仕上げだ！」などとイキまずに…あまり無理はしないでくださいね。マラソンはスタートラインに立たなければ何も始まらないのですから。

ＤＮＦ（競技の途中での棄権）なら、リタイアするまでの間は函館マラソンのおいしい補給食をたべたりできますし、選手収容車に揺られた後「おもてなしフェスタ」で「ちくしょーー」と嘆きながら旨いものを食べたりもできます。また、体調が回復したら函館観光を楽しめる可能性だってありますよね。

しかし故障によるＤＮＳ（スタート前の棄権）の場合は…悔しい思いしか残らないのではないでしょうか？

実は私も…雪どけを目前に控えた３月中旬のこと、趣味であるロードバイクに「ようやく乗れる！」と喜び勇み、その一方で冬期間の練習を若干疎かにしていたことから焦っていたのでしょうね。「このままではアイツらに負けてしまう！」と、いきなり高負荷で固定ローラー（※ググってください）を回したところ膝に「ピキッ」という違和感を覚えました。

こりゃマズイと、３本ローラー（※これもググってください）に乗りかえ、低負荷で様子見をしてたところ…不注意から室内でバランスを崩して→まさかの落車→自転車小破！→肉体的にも精神的にも涙する…という憂き目に遭い、結果的に膝の調子を完全に悪くしてしまいました。だから今年は…まだ２回しかロングライドができておりません。

…そんなことはどうでもいいですね。でもまあ本当に、焦らずそして過信もせす。当日の気候など他動的な要因はあろうかと思われますが、これまで練習を重ねてきた自分を信じて、ハレの舞台となる函館マラソンを存分にお楽しみいただければ幸いに存じます。

結びに…皆様をお迎えする「２０１９函館マラソン」は、今年もなんだか成長しております。百聞は一見に如かず。以下の挿図をご覧ください。

▼２０１６大会のエイド等の概要（※当時，大問題をもたらした「数量限定」の記載がありますね。また，おもてなしメニューは３品だったのですね）

▼そして２０１９大会のエイド等の概要（※写真は添付しておりませんが、おもてなしメニューは択一品６品＆全員提供２品となりました）

これまで本当に多くの皆さんにご迷惑をかけ、そしてご協力をいただきながら、我らのマラソンは、何とか継続して開催することができているのでありますが、その歩みをこのようにあらためて概観いたしますと、「あれ、おれたちのマラソン、なんだかすごく成長してる？」の思いを強くいたしました。驚いたというのが正直なところですね。

すべては我々実行委員会の「口車」、いえ「お誘い」に応じていただいた関係者の皆様の熱意の賜物なのですが…改めて関係皆様に感謝を申しあげるとともに、ランナーの皆様方におかれましては、去年よりも成長した今年の「函館マラソン」を存分にお楽しみいただきますよう、よろしくお願いいたます。

さあ、あとは当日のお天気…どうなりますかね？今年も皆で念じてまいりましょう！

（文責）
函館マラソン大会実行員会事務局課長
（函館市教育委員会生涯学習部フルマラソン担当課長）
池田敏春

（追伸）
恒例の、我がファミリーの今年の函館マラソンへのコミット具合のお知らせですが…今年は娘が就職の年であり今現在においても「まだまだ頑張る！」とのこと。よって残念ながら帰省できず欠場です。伝統芸であるマラソンラーメンのうずらの玉子むきは誰がやるのかと心配しましたが、その分、カミさんが友達を誘って補充完了とのことですから、フルにご参加の方は店先？で声をかけてやってください。おなじみの息子とひげの生えてない友達は今年も揃って連続４回目の参戦。親孝行ですね。しかし、もう少し違う形の親孝行をそろそろしていただきたいものだと、これは常日頃カミさんと話しております。