2018開催状況-第37回
宿泊問題は解決できたのか?(前半)
2019年01月18日
宿泊函館マラソンのエントリー開始まで,あとひと月と少しとなりました(※具体的な日程は,来週24日開催の実行委員会を経たうえで,同日お知らせいたしますね)。
さて,函館マラソンのエントリーにあたっては,アンケートや大会レポなどを通じて「宿がなかなかとれない」というご意見を,この間,数多く頂戴しておりました。
このような状況を踏まえ,毎年繰り返されてきた「宿問題」を2018大会で解消するため,
・事務局として2018大会参加者の宿泊需要を推計(約5千室)
・推計値と過去大会の実績などを基に,函館マラソン公式スポンサー&宿泊施設公式サプライヤーのJTBが宿泊施設を確保(同業他社とも連携しエントリー終了までに約2千5百室を確保)
・エントリー開始とあわせ,函館マラソンwebサイトを通じて宿泊施設を斡旋
という対応をしていたところです。
その結果…2018大会では宿泊施設の確保に関する苦言は,皆無ではなかったにせよ,過去2回の大会と比較するとだいぶ沈静化しました(とはいえ,エントリーの途中でシングルルームや値頃感のある施設が不足するなど,皆様にはハラハラさせる場面もあったかと思います…申し訳ありませんでした)。
しかし,そこには大きな問題が潜在していました。それは…2018大会の参加者の皆様を対象として実施したアンケートを通じて明らかになりました。
設問:「大会参加にあたり,宿泊された方にお尋ねします。宿泊先はどのようにして確保されましたか」(※選択肢は以下の4つです)
① 大会公式の宿泊斡旋(JTBスポーツステーション)
② 宿泊予約サイト・旅行会社経由
③ 宿泊先に直接電話して予約
④ その他
今回,新たに設定したこの質問項目ですが,これまでのJTBの宿泊斡旋の実績からして,回答が一番多いのは「たぶん①だよな」と思っておりましたが…回答の分布は,①が約17%,②が約55%,③が約13%,そして④が約15%(実家や知人宅,車中泊等)と,意外な結果となりました。(つづく)