連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018準備状況-第22回

「フード」について(その2)

フード

実は2017大会でも「足りない」が発生してしまった函館マラソンのフード代表格・メロン。緑の島エイドではあと1玉あれば…という本当に惜しい状況であったことを踏まえ、2018大会に向けては、男・くだもの社長から次のような申し出がありました。

くだもの社長:緑の島でのメロンは申し訳なかった/実はオレと俺の友達とであのメロン喰ったんだけど、あまりにうまくてついつい…/だから今度は対策しないと/対策ったって一つしかないわね/メロン、がっつり増量するから!
事務局:わお!/かなりの勢いでありがとうございます/食べられなかった方の無念を考えると…対策はそれしかありませんよね!

さらに、フィニッシュ後のメロン提供について。2017大会ではハーフ出場の方を対象として、予め3時間という提供時間を設定して臨んだところ…結果的には3時間5分の間、提供することができて関係者一同ホッとしたのでした。ただし、我々の思いとは裏腹に、ランネットの「大会レポ」では、「提供場所がわからなかった」、設定時間を過ぎて到達された方から「なかった」といった苦言が寄せられました。

くだもの社長:2018年はフィニッシュ後のメロンも増量するから/でもさ、そもそも配布時間を「3時間」ってアナウンスしてるんだし、それを過ぎてゴールした人に行き渡らないのは…あたりまえじゃないの?場所だってあんなにのぼりを何本も立ててたのにね。
事務局:必要なのは「シンプルに」、「公平に」/だから次回は3時間とかじゃなくシンプルに「おもてなし広場」で振る舞いたいんですが…/実は「一人で何個も食べてる」という指摘も多くて…皆さんに行き渡るようスタンプ方式も導入したいな…と
くだもの社長:配給でもあるまいしそれはダメ/どこのマラソンでもそうだけど供給時間って設定するよね/それがルールであり世の中ってもんでしょ

この件、函館マラソンの魅力をさらに高めたい!という思いではじめた前向きなやりとりだったのですが…その後2か月に亘り互いの見解の「溝」は埋まらず協議も平行線。この間のことは筆舌に尽くしがたいものがありました(この場で縷々申し上げませんが…まあ、男も齢50を超えると頑固になりますね…ふふ)。

最終的にはフィニッシュ後のメロンの総量も増量していただき、対象となる方(3時間以内にフィニッシュ)がもれなく食べられるような方法(=増量)で臨んでいただけることになりました!くだもの社長、感謝です!!(※ただし、こうした方法をもってしても2018大会での苦言が撲滅できなかった場合、「2019大会では提供方法を抜本的に見直す」ということで、合意に至ったのでありました)以上!

 


■追記:株式会社 中川青果様 フルーツご提供に関して
※単に「ご提供」と書きましたが、要するに「くだもの社長」=中川青果・中川社長からこれら全てを無償ご提供いただいているのであります…中川社長、本当にありがとうございます(※社長からは、これまで記念品のこと、駐車場のこと、宿泊施設問題のことなど函館マラソン運営全般について、その都度ありがたきご進言もいただいています。たまにスマホで社長から厳しい「激励」を頂戴することもあるのですが、あとで考えると自らの考えの至らなさに気付かされることも多くて…本当に感謝しております…って、この場で書き込むことでもないのですが、あらためてメールするのも何だか照れますので…だから手っ取り早くここに書いてしまうことにしました、ふふ)。

・第4エイド(フル14.1km:望洋団地自治会館付近・旧第3エイド)
→17大会:バナナ、ミニトマト
→18大会:バナナ、ミニトマト(※増量

・第9エイド(フル28.7km&ハーフ18.4km:大森橋付近・旧第7エイド)
→17大会:バナナ、ミニトマト
→18大会:バナナ、ミニトマト(※増量

・第12エイド(フル35.8km:緑の島・旧第10エイド)
→17大会:バナナ、ミニトマト、夕張メロンを提供
→18大会:北海道朱肉メロン(※かなり増量:夕張・富良野・函館メロンを提供)※バナナとミニトマトは、この場での配布はとりやめとなります(ミニトマトは昨年不足した第4・第9エイドでの提供分を増量していただきます)

・フィニッシュ後(陸上競技場内※スタート後3時間以内にゴールされた方を対象に、中川青果社員様ご家族様の手で振る舞われます)
→17大会:北海道朱肉メロン(夕張+富良野+函館を提供)
→18大会:夕張メロン(※かなり増量

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