連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017開催状況-第17回

ランナーの皆様からの評価について

評価

各地のマラソン大会の参加者の反応が数値化されている著名サイトでの2017函館マラソンの評価…要するにランネットの「大会レポ」の状況をお知らせいたします。結果から申しあげますと、昨年大会の総合評価は68.4点と、下から数えた方が早い状況でしたが、今年は現時点で86.7点。実に20点近く嵩上げがなされ、関係者一同、大いなる喜びに包まれたのでありました。

ただ、全国ベスト10に入るためにはあと5点は必要なのであり、そして我々が目指す「日本一」となるためには、たぶんあと10点必要です。だから現状に満足していてはダメなのです。何しろこの「大会レポ」の総合得点の多寡は、とりわけランナーにとっては次回参加の指標となり、スポンサー企業にとっては協賛継続の評価軸の一つとなり、そして市民にとっては自らのマチへの誇りとなるものだと考えられるからです。

全国からより多くのランナーをお迎えし、市民のマラソンへの関心も高まり、そして多くのスポンサー企業に物心両面から支えられて…そのようなマラソンへと成長させていくうえでは、弛まぬ努力と改善を続けて行くしか途はありません。今回の結果を冷静に捉え、苦言を有難き「金言」として受け止め、さらにできるものからどんどん改善を重ねて行く。我々、勢いだけは「100点を超えるぞ!」ぐらいのイメージで取り組んでまいりますので、皆様、どうか末永いおつきあいのほどよろしくお願いいたしますね。

ところで今回の「大会レポ」で驚いたのは、今年は評価方法や項目自体が変わっていたことですね。「スタート前給水」などの項目が無くなっていた一方で、「会場へ(から)のシャトルバス」や「ネットやスマホへの記録配信」などが新設されておりました。大会継続のため「得点を獲りに行く!」と宣言していた我々、昨年の評価項目には全て何らかの対策を施したのですが、調査項目自体に変更があったとはつゆ知らず…無念。

また、継続項目はほぼ対前年越えを達成した中、同レポ中の項目別★評価(満点★5)をみると、昨年は★4.0点を得ていた「記念品」は、今大会では★3.5とマイナスとなっておりました。これは今大会の記念品を最終的に、それも強引に決定した私の責任です(素直に反省しております。でもあの超メジャー大会のBUFFは★4.0なのに…涙目)。

何れにしても、弱みを克服し、強みをさらに強化していく取り組みについては、別途皆さんにお願いしているアンケート結果なども踏まえたうえで、後にまた連載していくであろう「2018函館マラソン準備状況」にてお知らせしてまいりますので、その節にはよろしくお願いします。

皆様から頂戴した「金言」は、スポンサー各社にもお届けしています

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