連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017準備状況-第30回

函館ならではの「新」フード決定!

フード

折しも3月14日のホワイトデーのお昼過ぎに起こったこと。何故か仕事中の私の脳内に「ホワイトデーならホワイトチョコよ」というささやきが聞こえてきたのです。

そうだよホワイトチョコだよなうんうん…あれ、オレ何いってんだろ?それにクッキーだよね?…でもマラソンでチョコを出せば栄養補給になっていいよね。あれ?そういえば湯の川の修道院にホワイトチョコなかったっけ?(ネットで調べると)…ある!

あれ、これ食べたことある!「おいしい」の記憶があるもの。でもいつ食べたんだっけ?ああ、観光部局に居た頃だから10年前か…そう思った瞬間、「私たちは函館市民。だから市民として函館のためになることを何かしたい」という修道院長から当時いただいたお言葉が、なぜかしら蘇ってきた。短絡的な私は、これは何かのお告げではないかと感じ、すぐさま第4エイド(湯の川)での新フード提供構想をまとめ修道院に電話した。

応答いただいたのは当時お世話になったシスター。今、自分はマラソンを担当していること、函館を疾走するランナーに函館らしい補給食を提供したいこと、そこで思いついたのが修道院のホワイトチョコであること、だから少し話をきいて欲しい…と。

シスターは「懐かしいですね」、「なるほどホワイトチョコ…どうぞお越しください」と。

そしてすぐに修道院長と件のシスターとの面会が叶った。私がお願いしたのは次の2点。

1 1枚15ピースに分割できる修道院のホワイトチョコを400枚、マラソン用に(若干お安くしていただいて…)販売いただけないか?
2 チョコを配る場所の裏手から、ランナーに微笑みと祝福をいただけないか?

修道院長からのお答えは…「囲いの中で生活する私たちの仕事は人々と一緒に修道院の囲いの中に留まることです。ですからコースの脇に出向くことはできません」、「でも囲いの中でしかできないことがあります。それは祈ること」、「チョコレートは全て『提供』させていただきます。そしてその一枚一粒毎に皆さんへの祈りを込めて作らせていただきます」、「全国からお集まりいただく皆さんが、事故なく無事に思いを遂げられるよう、マラソン開催日の7月2日にはマラソンの成功のためにミサを捧げ、ランナーの皆様に神様からの祝福と恵みを願いましょうね。」(※私、涙目)

また、「修道院にお越し頂けますと、神様の祝福とマリア様のご保護の恵みがありますよ。走る前でも、走った後でも、是非お立ち寄りください。お待ちしております。」というお言葉も頂戴しております。皆様ぜひ!

トラピスチヌ ホワイト ミルク チョコレート

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