連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018準備状況-第29回

新たなご協賛が続々と…(その1)

事業費の確保

マラソンの開催には多額の費用を要するということ、皆さまにはこれまでもこの場で何度かお伝えしてきたとおりなのですが…それゆえに事業を預かる身としては今回、エントリー受付開始後の出足の鈍さにはヒヤヒヤしました。なぜって?仮に定員未達成となれば、それは事業としての「赤字転落」を意味するからです。

仮に赤字が出た場合どうなるのでしょう?函館マラソンは函館市の事業ではなく実行委員会組織により運営がなされておりますので、エントリー費が見込みより減ったとしても、基本、その分が市の予算から補填されることはありません。また、次なる頼りは協賛金ですが、既に2018大会の協賛額が決定している中で、協賛各社に「増額を!」といったお願いをするわけにもまいりません。

結論、赤字は出せません。収入が減ったらその分、支出を抑えるのが基本となります。

ただ、支出を抑えるにあたり、ランナーの皆様へのサービスを落としてしまうと「函館マラソン、こりゃダメだ…」となってしまい、最悪、大会継続が危ぶまれる状況を招きます。

だからこそ、我々は次の3本柱で予算達成を目指します。
・ランナーの皆様からエントリー費をいただく=定員達成
・自治体から負担金や交付金をいただく=地域に対する経済効果や市民の健康増進効果などを丁寧に説明し、住民合意を得る
・多くの企業から支援をいただく=「函館マラソン」を磨き、協賛金に見合う媒体価値を創造する
これらは、至上命題です。

おかげさまで今回、エントリーは定員を達成しました。さらに、「協賛金」と、物品の「ご提供(物品協賛)」に関し、続々と新たなお話を頂戴しております。あまりにも嬉しいので、次回、この場で詳しく紹介させていただきますね(1枚にまとめるはずが…ご紹介すべき相手方が続々と増えてきておりまして…さすがに1回のコラムで通常の3倍の量となるのはマズい!という自制心をたまには働かせます)。

 

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