連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2017準備状況-第19回

2017大会のスポンサー企業、概ね固まる!

事業費の確保

マラソンの開催には多額の費用を要するということについては、この場でも何度か触れてまいりました。本当は皆さんから頂戴する参加費だけで開催できるというのが理想なのでしょうが、現実的にはそうした事例は少ないようです(というか皆無かも?)。

函館マラソンの場合で申しあげますと、億単位の開催費用は、「参加料」と行政の「補助金(負担金)」とスポンサー企業からの「協賛金」などで賄われています。

その辺の具体的な数字として、このたび「2016函館マラソン」の収支がまとまりましたので、折角ですから概要をお知らせいたしますね。

事業費は1億7千万円規模に及びますが、内訳を見ると、
・警備や交通規制など「交通規制経費」が約4千万円
・事務局運営経費など「事務局費」が約1千万円
・競技運営や医療救護、広報、さらには参加者記念品
代などの「大会運営費」が約1億2千万円
となっています。

対する収入ですが、
・皆さんから頂戴する「参加料」が約5千5百万円
・行政などからの「補助金(負担金)」が約6千7百万円
・そしてスポンサー企業からの「協賛金」が約5千万円(※この金額にはフードや各種アイテム提供など約1千万円相当に及ぶ現物協賛分は含まれておりません)
という内容で構成されており、その比率は概ね1:1:1となっております。

このように、マラソン開催に係る収支を俯瞰するとき、函館マラソンは、少なからぬ費用をかけて全国各地から駆けつけていただくランナーの皆様の熱意と、地域の理解、そして多くのスポンサー企業(※当ホームページにバナー掲示のある大口スポンサーを含め計210社!)からのご支援をいただかなければ開催できないんだよな…と、あらためて実感した次第。関係するすべての皆様に心よりの感謝を申しあげます。

本当に有難いことに、新年を迎え、「2017函館マラソン」を支えていただくスポンサー企業が概ね固まりました。なんと昨年大会をスポンサードいただいたバナー掲示企業の全社から継続してご協賛いただけることとなりましたほか、新たな企業も加わりました。また、現在交渉中のお話も複数件いただいております(詳しくは1月18日にリニューアルする当HPの企業バナーをご覧ください。できればそのままクリックして、リンク先の企業情報などをしみじみ眺め、意気に感じていただければ幸いです)。

ということで2017函館マラソンの開催に向けては…あとは皆さんからの申込みを待つのみの状況です!

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