連載コラム 前略 マラソン課長より 事務局の取組みや想いを綴ります

2018開催状況-第3回

「おもてなしフェスタ会場」の設備トラブルなど

天候

実行委員長・審判長会議を終えて開催情報を公表し、件のフェィスブックの反応をみて一息ついていた大会当日の朝6時過ぎのこと、仲間から無線で緊急連絡がありました。「課長、大至急おもてなしフェスタ会場に来て!」。

広場の入口まで出迎えてくれた担当女史は、「雨がすごくてとんでもないことになっている」、「テントの中の荷物が混在してる」と。

「どれ?」とテントの中を覗くと、早朝から搬入物がどんどんテントに納品されていくのに、そもそも平机の配置がなぜかバラバラであり、自ずとテントの中が荷物散乱で歩けない状況となっていたのでした。

「そうか…これじゃ困っただろ」、「ただしオレはイベント歴が長いいわばイベントマスター!」、「だから心配すんな」と落ち着かせ、ダンボールを何十箱(※十何箱…かな?ふふ)もバンバンと移動させ、平机を当初配置に戻し、その上にまたダンボールを移動させ、ガス台などの調理器具を本来あるべき場所に移設し…といったことを繰り返して事なきを得たのでありました。

…さて。
我々は準備を尽くしてこの日を迎えたというのに、朝からどうしてこんなドタバタが?と不思議に思いましたが、何事も失敗には理由がありますね。要するに「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」です。

平机などの配置がバラバラとなった要因を会場運営会社に確認したところ、金曜夜の強風でテントが破損したこと、そしてその応急修理のためテント内の机のレイアウトを度外視し、まずは復旧を優先させたこと。で、平机やガス台のレイアウト復旧を怠ったこと…との報告がありました。その際、私からは「強風対策については2年前の経験をふまえ、我々は克服したはずでは?」と正論を吐くも、人間は完璧な存在ではないのでそれ以上は追求しませんでした。

テント内の最終確認。小さなことのようですが、このようなことを怠ると、結局は自らの身にトラブルという形で降りかかってきますね。だから…そうしたものがランナーの皆様にまで及ばないよう、あえてこの場に備忘録として残しておくこととします。次回はこれを経験値として確実に対処してまいりたいと思います。

また、詳しくはあらためてこの場で詳述いたしますが、「おもてなしフェスタ会場」に関する最大の問題としては、何といってもあの下地の「ぬかるみ」発生です。皆様には本当にご迷惑をおかけいたしました。

2年前も雨に見舞われましたが、今回ほどの雨量ではなかったことから、多少の雨は乗り切れるものと考えておりました…甘かったですね。大雨が発生した際に「使えない」あの場所については、「使わない」方向で、現在、代替地を含め検討しております。

 


▲テントが強風で小破した状況(撮影:6/30土曜朝)

 

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